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国際芸術祭「あいち2025」閉幕 52万人超が現代アートの祭典訪れる

国際芸術祭「あいち2025」が閉幕。大村秀章愛知県知事(中央)らが愛知芸術文化センター10階で最後の来場者を送り出した

国際芸術祭「あいち2025」が閉幕。大村秀章愛知県知事(中央)らが愛知芸術文化センター10階で最後の来場者を送り出した

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 愛知芸術文化センター(名古屋市東区東桜1)ほか県内各地で開催されていた国際芸術祭「あいち2025」が11月30日、閉幕した。

最終日にも多くの来場者が訪れた国際芸術祭「あいち2025」

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 同芸術祭は9月13日から79日間にわたり、同センターと瀬戸市で開催。「灰と薔薇(ばら)のあいまに」をテーマに、22の国と地域から62組のアーティストが参加した。

 最終日、同センターでは美術展示のほか、パフォーミングアーツ「マイ ボディ・マイ アーカイブ」の上演、期間中のラーニング企画を振り返るイベントなどが行われた。期間中の来場者数は名古屋市、瀬戸市を合わせて52万人以上となった。

 大村秀章愛知県知事、国際芸術祭「あいち」組織委員会・大林剛郎会長、国際芸術祭「あいち2025」学芸統括・飯田志保子さんらは18時、愛知芸術文化センター10階の愛知県美術館ロビーで、スタッフと共に最後の来場者を送り出した。

 フール・アル・カシミ芸術監督は最終日には来日せず、閉幕に当たり、「来場いただいたたくさんの方々に心からお礼申し上げる。62組の参加アーティストにも改めて深く感謝したい。それぞれがテーマとコンセプトにさまざまな形で共鳴・応答していただいた。私たちが生きているこの世界において、今なお複雑に絡み合っている人間たちと環境の関係を、大きなタイムスケジュールと幅広い視点から捉え表現したアーティストたちの作品や公演を通じて、その『あいま』に身を置いて思考することの意義を、皆さんと共有できたと確信している」とコメントを発表した。

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