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名古屋市科学館にミュージアムショップとカフェレストラン、相次いで開店

名古屋市科学館ミュージアムショップ店内。天体をイメージし、パステルカラーを使う明るい雰囲気のデザイン

名古屋市科学館ミュージアムショップ店内。天体をイメージし、パステルカラーを使う明るい雰囲気のデザイン

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 名古屋市科学館(名古屋市中区栄2)にミュージアムショップとカフェレストランが12月、相次いでオープンした。

名古屋市科学館のカフェレストラン店内。科学をモチーフにした壁面デザイン

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 ミュージアムショップのオープンは16日。隣接するカフェレストランは23日。同科学館は白川公園内にある総合科学館で、大型プラネタリウムを備える「天文館」のほか、「理工館」「生命館」の3館で構成されている。

 ミュージアムショップの店舗面積は約24坪。両店を運営するノムラメディアス(本社=東京都港区)のエリアマネジャー・高山孝介さんによると、コンセプトは「『キュン』を発見する」。「科学館で体験したり発見したりした思い出を形として持ち帰れる商品構成を意識した」と話す。

 同科学館の展示内容に関連した商品を中心に取り扱い、点数は約700点。宇宙や星をテーマにしたグッズ、NASAのトレーニングスーツやJAXAロゴ入りキャップ、Tシャツといった宇宙機関関連商品、レアチーズケーキやプリンなどの「宇宙食」も並ぶ。鉱物・化石標本なども用意する。科学に関する商品などに実際に触れて体験できるコーナーも設けた。企画展に合わせた商品も展開しており、現在開催中の「昆虫 MANIAC」に合わせて販売しているのは昆虫食の商品や「タガメサイダー」など。高山さんは「手に取って触ってみることが興味や新たな発見につながれば」と話す。

 カフェレストランの店舗面積は約44坪。席数は60席。「恐竜の足跡ピザ」(880円)、ライスで表現した「火山」から流れ出す溶岩をイメージしたソースをかけた「溶岩流チーズハンバーグ」(990円)、隕石(いんせき)のゴツゴツした様子をドライフルーツ入りのパンで表現した「隕石ホットドッグ」(710円)など、科学館にちなんだメニューを用意する。宇宙空間に広がる幻想的な光をイメージしたゼリー入りの「スフィアソーダ」(ブルー、ゴールド、各720円)や、月や惑星をモチーフにしたスイーツも提供する。地元客や観光客を意識し、「和出汁(だし)きしめん」(820円)や「和出汁カレーライス」(1,020円)などの食事メニューも用意した。高山さんによると来館者のほか、散歩の途中に立ち寄る地元住民の利用も見られるという。

 営業時間は9時30分~17時。休業日は閉館日に準じる。

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