メニコンシアターAoi(名古屋市中区葵3)で3月22日、同劇場が主催する「劇作家プログラム」の最終発表会「リーディング公演」が上演される。
劇作家プログラムは、東海圏で活動する若手劇作家3人を招へいし、同劇場での将来的な協働を視野に、約1年をかけて新作戯曲を書き下ろす企画。
2025年度は、岡本拓也さん(劇団サカナデ)、斜田章大さん(廃墟文藝部)、長谷川彩さん(劇団さよなら)が参加。劇作家の田辺剛さんがメンターを務め、昨年4月から、プロットの提出、戯曲初稿の発表、俳優による朗読、作品のブラッシュアップなどを行ってきた。
同企画の担当スタッフは「上演を前提にせず、時間をかけて戯曲を書く、その戯曲に客観的にアドバイスができる経験あるメンターが伴走する場を、名古屋を拠点に活動する優れた劇作家に提供する試み。劇場の大きさや俳優の人数、予算、稽古日数など、上演を前提にすると必ず発生するさまざまな制約を考えずに、3人が書きたいと思うものを持ち込んでもらった」と話す。
最終発表会では、岡本さん作「生きているから音も鳴る」、斜田さん作「ササメク」、長谷川さん作「君が泣く理由なんか、きっと大したことじゃない」の3本の戯曲を、同劇場芸術監督・山口茜さんの演出によりリーディング形式で上演する。出演は、暁月セリナさん、伊藤玄紀さん、小野寺マリーさん、佐藤敦子さん、真崎鈴子さん、三角ダイゴさん。
同スタッフは「田辺さんからの指摘やアドバイス、3人の作家同士での意見交換を通じて、それぞれの作品は、当初のアイデアや書きかけの原稿の状態から大きな変容を遂げた。リーディングという形式は、シンプルな分、戯曲の姿がとても伝わりやすい上演。劇場で楽しんでいただきたい」と話す。
開演時間は、13時~18時45分(入退場自由)。料金は、一般=1,000円、U25=500円。