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栄の書店で名古屋出身作家の絵本「たべるのだあれ?」原画展

絵本「たべるのだあれ?」シリーズ原画展を紹介する名古屋出身の絵本作家・すぎはらけいたろうさん

絵本「たべるのだあれ?」シリーズ原画展を紹介する名古屋出身の絵本作家・すぎはらけいたろうさん

 名古屋出身の絵本作家・すぎはらけいたろうさんの絵本「たべるのだあれ?」シリーズ原画展が3月2日、「えほん生活 WAKASA & CO. BOOKS 名古屋伏見店」(名古屋市中区栄2)で始まった。

絵本「たべるのだあれ?」シリーズ原画展の展示物

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 2020年5月に第1作を刊行した同シリーズは、食べ物を食べる生き物の口の動きを本の開閉で表現する仕掛け絵本。果物や魚など食べ物の絵に添えた「たべるのだあれ?」という問いかけに、動物の手と「はーい!」の返答ページが続き、片観音ページを開くと生き物が現れる構成となっている。食べる様子に合わせた「パクパク」「シャリシャリ」など豊富なオノマトペと、立体的に口が動く様子が人気を集め、現在までに3作品を刊行している。累計発行部数は30万部。

 すぎはらさんによると、1枚の紙を切って作る、飛び出す絵本の中ではシンプルな造りのため、丈夫で壊れにくいのも特長だという。「破れてもテープなどで貼って直しやすい」とすぎはらさん。読者からは「子どもが食べ物に興味を持った」「実際に食べるようになった」「食育にいい」といった声も寄せられている。

 会場には、3シリーズに登場する21種類の原画を展示。顔や口などパーツを分けた状態で紹介し、仕掛けの構造も分かるようになっている。すぎはらさんは「水彩絵の具やアクリル絵の具、オイルパステルなどさまざまな画材を使い、紙の質感も生かしながら生き物の肌や毛並みを表現している」と話す。着色前の口部分のパーツも展示し、来場者が実際に触って動かせるようにした。「何に見えるか想像して楽しんでほしい」とも。

 すぎはらさんは「地元・名古屋で原画展を開けてうれしい。手描きならではの質感や力強さを感じてもらえたら」と来場を呼びかける。

 3月14日は同会場で、用意した図面を基に、参加者自身が切って折り、立体的に飛び出すカードを作るワークショップを開く。動かして何に見えるか考えてもらい、動物を描くなど自由にクレヨンで着色する内容となっている。開催時間は14時~15時。参加対象は、はさみを使える3歳程度の子どもから大人まで。参加費は300円。事前予約制。

 会場では、作品に登場する生き物をデザインしたTシャツやトートバッグなどのグッズ販売も行う。

 開催時間は9時~20時。入場無料。3月31日まで。

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