大須の「万松寺」が運営するビル「万松寺ビル」(名古屋市中区大須3)1階に1月15日、レストラン&バー「Ban(バン)」がグランドオープンした。同店は、同ビル7階にある「万松寺バー」の姉妹店で、両店はそれぞれ万松寺の住職が経営している。
万松寺ビル1階の参道沿いにオープンした同店の店舗面積は約60坪で、赤と黒を基調に45席を設けた。壁側のカウンター席は2席ごとにロールスクリーンで仕切ることができ、カップルシートとしても使用することができる。
隠れ家的な雰囲気が人気の「万松寺バー」に比べ、同店はガラス張りで開放的な雰囲気のデザイン。ターゲット層も、30代~40代以上を狙う万松寺バーに対し、同店は20代~30代前後を設定している。同店について店長の木村さんは「女性同士が買い物や大須散策の途中に、ふらっと立ち寄ることができるように開放的なデザインにした」と話す。
主なメニューは、「パルマ産生ハムとズッキーニのペペロンチーノ」(950円)、「クレーム・ド・ブリュレ」(500円)、「生ビール」(600円)、「万松寺住職のカクテル」(700円)、「自家製季節のシェイク」(S=180円、L=680円)など。「大須にはまだスイーツが充実した店が少ないことから、Banではスイーツメニューを充実させた」(木村さん)という。またランチは580円で提供。
そのほか、同店はイタリアのシルバーアクセサリーブランド「zoppini(ゾッピーニ)」の日本初の直営店としても機能している。営業時間は11時~23時。