ウィンドウズ・ビスタ、深夜の発売に500人が行列

0時頃の大須商店街新天地通りにある「グッドウィル」前。

0時頃の大須商店街新天地通りにある「グッドウィル」前。

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 1月30日午前0時、「ウィンドウズ・ビスタ」の深夜販売が行われた。

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 大須商店街新天地通りにあるパソコン・周辺機器の販売業などを手がける「グッドウィル」(名古屋市中区大須3)前には約500人が集まった。

 マイクロソフト関係者の講演やじゃんけん大会などのイベントに参加しながら販売開始を待つ。店舗からは、暖をとってもらうために焼き芋を振る舞うサービスも。

 0時直前、イベント関係者によるカウントダウンコールが始まると、次第に声が上がり、販売開始の0時を迎えるとテープクラッカーが鳴り響き、イベントMCからの「おめでとうございます」の言葉と同時に拍手が起こる。並んでいた客は次々に「ウィンドウズ・ビスタ」のソフトの入った袋を手に列を後にし、早々に中の商品を手にしたり、仲間同士で笑顔で去る姿が見られ、販売開始から約10分で行列は姿を消した。

 「誰よりも早く新しいものを手に入れたくて並んだ」というファンの姿もあった中で、最初に購入した男性は「21時半ころからイベントに参加して待っていた」と話しており、必死に並ぶというよりも、むしろイベントを楽しみながら販売を待っていたという。

 購入客は大半を男性が占め、女性客は1割にも満たなかった模様。並んでいる客や通行人の中には、この賑わいを携帯カメラに収める姿も多く見られた。同店関係者は「パソコン業界は昨今、決して良い状態とは言えないが、久々に『お祭り』らしい活気があった」と話していた。

フォトフラッシュ(サカエ経済新聞)ウィンドウズ・ビスタ

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