伏見の映画館「伏見ミリオン座」（名古屋市中区栄1、TEL 052-212-2437）と栄のセレクトショップ「penelope paris petillante（ペネロープ・パリ・ペティヨン）」（中区栄3、TEL052-238-5502）は3月17日より、映画「PARIS JE T’AIME（パリ、ジュテーム）」の公開を記念したコラボレーションイベント「ペネ、ジュテーム」を開催する。

　同作品は、各国の著名な映画監督がパリを舞台に撮影した18話からなるショートストーリー集で、「アメリ」のプロデューサー、クローディー・オサールの呼びかけで実現したという。主な監督は「オ！ブラザー」のコーエン兄弟、「ラストデイズ」のガス・ヴァン・サント、「スクリーム」のウェス・クレイヴン、「CUBE」のヴィンチェンゾ・ナタリ、「トゥモロー・ワールド」のアルフォンソ・キュアロン、「シティ・オブ・ゴッド」のウォルター・サレス、「死ぬまでにしたい10のこと」のイサベル・コイシェなど。日本からは諏訪敦彦監督が参加している。

　「ペネ、ジュテーム」では、「ペネロープ・パリ・ペティヨン セレクト」として今回のためにパリで買い付けて来たという「パリ」グッズを「伏見ミリオン座」1階カフェスペースと「ペネロープ・パリ・ペティヨン」店内で展示販売する。主な商品は、「キーホルダー」（315円）、「ペンダント」（1000～4,500円）、「ピアス」（1,000円～3,500円）、「ブローチ」（800～4,500円）など。エッフェル塔をモチーフにしたアクセサリー類も多いという。

　イベント開催の経緯についてペネロープ・パリ・ペティヨンの長尾さんは「ミリオン座さんからお話をいただき、もともと映画が好きだったことと、『パリ、ジュテーム』がとても魅力的な映画であったため快諾した」という。同作については「現代のパリ、生のパリを才気あふれる個性的な監督たちそれぞれの視点で表から裏から、それぞれの得意な角度から表現して見せてくれているのが大変おもしろい」と話す。

　同イベントは同ショップで年に2回開催されている企画展「プチ・ギャラリー」の一環として開催される。「プチ・ギャラリー」では、同店の「フィルター」を通して「映画」「音楽」「料理」など、ファッション以外の要素をコンスタントに紹介している。「今後も『プチ・ギャラリー』を通して、文化、芸術に関する様々なことを提案していければ」（長尾さん）とも。

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