ランの館(名古屋市中区大須4、TEL 052-243-0511)近くの若宮大通交差点の歩道に5月14日朝、カルガモの親子がうずくまっているのが見つかり保護された。7羽のひな鳥はタモですくわれ同館内の池に移され、親鳥1羽も一緒に同館に誘導された。
すぐに巣箱を設置したが、今のところ巣箱に入る姿は見られないという。同館担当者は「親子はランの館内の池にも慣れてくれたようだ。ひながしっかり成長し、無事に飛び立ってくれれば」と話す。
同館の池のまわりにはカメラを持った来館者が、カルガモ親子を一目見ようと集まった。池のほとりでカルガモ親子を見ていた夫婦は「無事に保護されて良かった。このあたりはカラスも多いので心配だが、無事に育ってくれれば」と話していた。
同館は、ランの生産が日本一の愛知県で、ランを中心とした草花とガーデニングを通年展示する施設として1998年にオープンしたテーマ施設。入場料は、大人=700円、中学生以下=無料。営業時間は10時~20時。