20世紀フォックス映画は6月12日、東京国際フォーラムで開催される映画「ダイ・ハード4.0」のレッドカーペットイベントで、ブルース・ウィリスさんらゲストが歩く様子を全国5大都市(東京、大阪、名古屋、福岡、札幌)の屋外ビジョンで生中継する。名古屋では、ロボットミュージアム横の「インタービジョン」(名古屋市中区錦3)で放映。
当日は、同映画に出演するブルース・ウィリスさん、マギーQさん、ジャスティン・ロングさんの3人のキャストがレッドカーペットを歩くほか、品川庄司さん、高橋ジョージさん・三船美佳さん夫妻、パンチェッタ・ジローラモさん、梨花さん、ルー大柴さんら、同イベントに招待されたタレントらも登場するという。当日用意されるレッドカーペットの長さは130メートルで、映画単独のイベントでは過去最長の長さだという。上映時間は18時30分~19時を予定。
5大都市の屋外ビジョンを使って同時生中継をすることになった経緯について、広報担当の大西さんは「通常、洋画の来日キャンペーンは、俳優の時間的な制約もありどうしても東京が中心になりがち。ローカルエリアは後日、テレビや新聞などで情報を得るのみであることが多く、距離感やタイムラグを感じざるを得えない」とし、「日本で非常に人気のあるシリーズであるにも関わらず、ブルース・ウィリスはこの『ダイ・ハード』シリーズのキャンペーンでは初来日であるという好機を捉えて、ローカルでも何とかこのビッグイベントを共感できないかと考え、ビジョン生中継が実現した」と話している。
映画「ダイ・ハード4.0」は、ニューヨーク警察の警部補、ジョン・マクレーン刑事が、自らの意思とは関係なく凶悪犯罪に巻き込まれていくという、ブルース・ウィリス主演の人気シリーズの最新作。今回は国家の中枢をも揺るがすサイバー・テロが勃発。携帯電話の扱いすらおぼつかないアナログなマクレーン刑事がハイテク・テロリスト軍団に立ち向かうストーリーが展開される。