夏に純米酒の燗を楽しむイベント「なごや純米燗~夏に良い酔い宵~」が8月5日、名古屋東急ホテル(名古屋市中区栄4、TEL052-251-2411)3階ベルサイユの間で開催される。
同イベントは、「一年中、お燗で呑む習慣を復活させたい」という思いを大きな目的に昨年の夏に始まったもので、今回で2回目。あえて夏に開催することで燗酒の存在を強く印象付ける。
今回は、全国の日本酒蔵元22蔵が参加し、それぞれ3~4種類、多いところで5~6種類の純米酒を提供する。会場内に各蔵元ブースが設けられ、参加者が希望のブースでお酌を受け、蔵元と話しをしながら燗酒を飲むことができる。同ホテルのシェフが調理する料理は、同イベント担当者や初回参加者の意見を取り入れた、和食のジャンルにとどまらないものになるという。
また、会場内に1カ所、5~6種類の常温酒を銘柄を隠して配置し、燗酒の銘柄を当てるクイズも行う。「お燗をしたときに純米酒がふくよかに変化する様を実感してもらえる」という。
同イベントについて担当者は「日本古来の伝統酒『日本酒』本来のすばらしさと魅力を考えたときお燗に行き当たり、さらにお燗をしておいしくなるのは純米酒だった。近年、日本酒は冷酒で飲まれることが多くなったが、日本酒の燗酒をゆっくり口に運ぶ、季節の旬を使った料理とともに楽しむ、そんな魅力ある世界を広げたいと思い始めた」と話す。「熟成したお酒にはチーズも合い、料理のジャンルはさまざま。蔵元によってはブースで特産物を提供するところもある」とも。
開催時間は17時30分~20時。参加費は11,000円。定員300人。