栄の書店「リブロ名古屋」(名古屋市中区栄3、TEL 052-264-8526)は現在、エコキャンペーン「eco,month」を展開している。
「多く紙を使う書店で、何か環境のことを考えた動きができないか」と企画された同キャンペーンでは、「エコブック」(環境問題を考える手がかりになる本)約100点をピックアップし、POPで提示しているほか、約5坪のスペースを利用し、スーザンベルのショッピングバッグやMOTTAINAIグッズなどの「エコグッズ」約40アイテムを販売している。
レジで「レジ袋不要」の旨を伝えると、レジ袋削減の協力金として2円その場で返金するサービスも展開している。スーパーなどではすでに一般的になっている返金システムを、書店で展開するのは同店が初の試みだという。現在、来店客の約15%が「レジ袋を断っている」という。
キャンペーン開催の経緯について、同店の辻山さんは「以前から仕事をする中で小さな無駄を感じることが多かった。自分が行動を起こすことで、少しでも多くの人が環境問題について考える足がかりになればと思い始めた」とし、「『あ、そうか』と少しでも思ってくれる人がいればうれしい」と話している。
「スーザンベル」や「MOTTAINAIグッズ」の販売については、「デザイン性と実用性に優れており、リブロのお客様に受け入れられやすいと考えたから」だという。主な商品は、「スーザンベル」のショッピングバッグSサイズ(2,940円)、同Lサイズ(3,780円)、「MOTTAINAI THANKS BAND」(390円)、「MOTTAINAI THANKS BAG」(4,800円)など。
8月31日まで。