久屋大通映像フェスティバル「SAKAE CINE WALK 2007」が9月1日、2日に開催される。同イベントは、映像文化を核とした栄・久屋大通の活性化や名古屋市のロケ誘致事業のPRなどを目的に昨年立ち上がったもので、名古屋市の市章「まるはち」にちなんだイベント「まるはちの日」のファイナルイベント。
1日、名古屋テレビ塔1階タワーズスクエアの「シアターステージ」で、「自分」をテーマに60秒以内の映像作品を一般公募したムービーコンテスト「SAKAE Movie Award」の授賞式が開催され、名古屋市出身の映画監督・演出家の堤幸彦監督によってグランプリ作品を含む入賞作品10数点の発表、表彰が行われる。開催は13時30分からで、式後には堤監督のトークも行われる予定。作品は同塔4階タワーステージで映像とパネルで同5日まで紹介される。
1日、2日の両日、愛知のテレビ各局が、マスコットキャラクターとともにPRイベント(タワーステージ、14時~)を開催するほか、名古屋を中心とした映像関係の大学・専門学校がブースを設た「コラボレーションキャンパス」で、それぞれPRを行う。
名古屋工業大学梅崎研究室は、一定の色を認識させたロボットを使った「ロボットと鬼ごっこ」(もちの木広場)や、人間の顔を立体的にスキャンする「私の顔3Dスキャン」(タワーステージ)を行う。「3Dスキャンは、著名人で誰に似ているかを判定する機能や、普通の表情でも、その人の顔を怒り顔や笑い顔などと判定する機能がある」(同イベント担当者)という。
そのほか、コンピューター総合学園HALは、ゲーム・CG映像などの体験ブースを、専門学校の名古屋ビジュアルアーツは映像・マスコミ・芸能の仕事に就くための学校紹介などを行う。12時~18時。