名古屋市、中日新聞、スターキャット・エンタープライズで構成される「ショートストーリーなごや実行委員会」(TEL 052-972-3172)は、名古屋市内の実在の場所を舞台とした作品「ショートストーリーなごや」を募集している。
同企画は今回が初めて。「名古屋の観光地はもちろん、それ以外の魅力のある場所を伝える目的で、文学という手法を使って発信しよう」(同実行委員会)という考えから企画された。
作品は、A4判400字詰め原稿用紙5枚~20枚(パソコン・ワープロ原稿の場合は20字×20行で印字)、自作未発表のショートストーリーで、舞台とした場所がわかる写真を、1枚同封または添付して応募する。
企画について同実行委員会は「覚王山や栄など、にぎやかな街の顔も良いが、そこから一本道を入ると、昔の雰囲気を残した趣のあるところなども名古屋の魅力のひとつ。そうしたところを舞台にすると面白いのでは」という。作品の映像化についても「予定はないがしたいとは思っている」とも。
募集は9月28日まで。大賞(1編)には副賞として現金50万円を、佳作(2編)には現金10万円を贈呈する。発表は2008年1月ごろ。優秀作品はまとめて作品集に収め、名古屋市内の観光局や図書館などに配布する予定。