松坂屋と大丸が9月3日に経営統合したことを記念して、4日から松坂屋名古屋本店(名古屋市中区栄3、TEL 052-251-1111)など全26店舗で「松坂屋・大丸統合記念 ジョイント・スペシャル フェスティバル」を開催する。
同イベントでは、ファッションから食品まで、両社のバイヤーが共同企画した記念商品を全店で同時展開するほか、日本最大のネットワークを生かして企画したという値打ち商品を各店で販売する。
統合を記念して、35~50歳の大人の女性向けハンドバッグブランド「ハーブス」と、ヤングアダルトをターゲットにした婦人靴ブランド「バナルシック」の2ブランドが新ブランドとしてデビューし、同店ほか両社の主要店で展開する。そのほか、「松阪牛と神戸牛のセット販売」「東海と関西の人気パティシエによるスイーツコラボレーション」などの企画も実施。
今回のイベントのイメージビジュアルでは2人のモデルを起用。ヘアに松坂屋のシンボルの「カトレア」をあしらったモデルの背景には大丸のシンボル「くじゃく」を、くじゃくの羽をヘアにあしらったモデルの背景にはカトレアのイメージを配置し、松坂屋、大丸のそれぞれのシンボルを組み合わせたイメージ展開をする。イメージビジュアル同様、それぞれのシンボルを組み合わせた統合記念のショッピングバッグも用意した。
今回のイベントの告知広告は、両社で共同制作した折込広告を全国で約500万部配布する。これだけの規模の広告の配布は「かつてない規模」(同社)だという。開催は18日まで。