ロフトにコーヒーの香り-「松屋コーヒー」が販促兼ねたフェア企画

ロフトマーケットで開催される「フレーバーマーケット」の様子。

ロフトマーケットで開催される「フレーバーマーケット」の様子。

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 ロフト名古屋(名古屋市中区栄3、TEL 052-219-3000)1階ロフトマーケットで、コーヒー豆やコーヒーに合う輸入菓子、コーヒー器具などの販売を行うフェア企画「フレーバーマーケット」が行われている。会場は、20代の女性や若いカップルの客層などが目立つ。

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 企画を手がけるのは、明治42年創業でコーヒー卸などを手がける老舗「松屋コーヒー」(大須3)。同社は、昨年11月に同館2階に「松屋コーヒー本店 ロフト名古屋店」を出店し、60種類のコーヒーをはじめ紅茶、中国茶、ハーブティーなどを扱い、店内で試飲のサービスも行うほか、輸入菓子・輸入食材なども販売。今回のフェアは同店の宣伝を兼ねて企画された。

 コーヒーの樽や麻袋、コーヒーの木などでディスプレーされ、コーヒーの香りが漂う会場では、「松屋コーヒー本店 ロフト名古屋店」で扱うコーヒーのうち、売れ筋を中心に16種類を販売。コーヒーの主な種類は、「ガテマラ・ラ・ボルサ2007」(100g=525円)、「ブルーマウンテン」(100g=1,680円)、「松屋コーヒー本店 ロフト名古屋店」を出店した際に販売をはじめた「ロフトブレンド」(100g=396円)など。そのほか、「アンティックマップミル」(5,250円)、エスプレッソカプチーノメーカー「デロンギ BAR 14N」(14,000円)、水だしコーヒー「ウオータードリップムービング」(18.900円)などの器具も扱う。

 会場の一角では、松屋コーヒー独特のいれ方「松屋式ドリップ法」で「ガテマラ・ラ・ボルサ2007」の実演・試飲販売も行う。「松屋式ドリップ法」について同社スタッフは「陶器などの通常のドリッパーではなく、『松屋コーヒー』独自開発の円すい型の金枠を使用して入れる。使用する豆は粗挽き。コーヒーのうまみだけを抽出するので、時間が経っても酸化せず、渋み、えぐみもなくおいしさが持続する。このこだわりのいれ方を広く広めていきたい」と話す。

 カウンター横に設置された水出しコーヒー器具では、朝から約6時間かけコーヒーをいれ、翌日の来店者に振る舞っている。「熱いお湯で入れるというイメージが強いコーヒーだが、水出しのように低い温度の水でゆっくり抽出したコーヒーは丸みがあり、甘く、一般的に飲まれているコーヒーとはだいぶん違う味。ぜひこの機会に試してほしい」(同社スタッフ)とも。同18日まで。

ロフト名古屋松屋コーヒー

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