東急ハンズ名古屋店(名古屋市中村区名駅1)は9月14日、同店がプロデュースを手がける沖縄関連グッズ専門店「琉球ちゃんぷるーハウス 809miles shop」(名古屋市中区錦3、TEL052-957-2088)をオープンした。
店舗面積は約80坪で、東急ハンズ名古屋店で約5年前から期間限定で行われている沖縄イベントが好評だったことをきっかけに、来年3月末までの期間限定で店舗を開設した。「イベントの規模の大小はあるが、売り上げは年々増加して好調。名古屋の方々にも沖縄の文化が根付きだしたと思う。もっと伝えられれば」(東急ハンズ販促担当者)。店名の「809miles」は沖縄・那覇から名古屋までの距離809マイル(1,300キロ)を表し、「沖縄の今と名古屋をつなげるアンテナショップ」(同)とする。
大津通りに面した同店入り口前には2体のシーサーを設置。店内には、イベントスタッフが沖縄で撮影してきたという自然や出会った人々の写真パネルを飾り、沖縄音楽を流し、沖縄の雰囲気を演出。菓子や野菜などの食品、酒類、雑貨、衣類、楽器など約3,300種類を扱う。主な商品は、「雪塩ちんすこう」(6袋入=275円)、「紅いもタルト」(525円)、「海ぶどう」(40g=498円)、「琉球泡盛味くらべ 5本入」(各100m、2,065円)、オリオンビールは約6種類(148円~)提供する。
店内にはイートインスペースも設け、沖縄料理やブルーシールアイス(各250円)などを提供する。主なメニューは、「沖縄そば」(550円)、「ソーキそば」(600円)、「ゆし豆腐セット」(750円)など。周辺にはオフィスも多いことから、ランチ利用の社会人の姿も目立つという。
店内の一角では、「江戸時代にも波乗り人はいた」をコンセプトに、和とサーフの融合をテーマにした東京のブランド「波達」のTシャツやジャケットなどの衣類や雑貨などを販売している。同店で東京のブランドを扱うことについて、「混ぜ合わせるという意味をもつ『ちゃんぷるー』という言葉にかけて、沖縄をイメージする海・波などのモチーフを使う『波達』を取り扱った」(同)という。営業時間は11時~21時。