「ハロウィーン」の10月31日、大須商店街ではゲゲゲの鬼太郎や魔女、海賊など思い思いに仮装した子どもたちのにぎやかな声が響いた。仮装を楽しんだのは、地元・大須小学校2年生の児童ら63人とその親たち。
仲良しのお母さんとその子どもたちがホームパーティー感覚でハロウィーンパーティーを始めたのは3年前。以来、毎年「参加したい」という親子が増え、今年の参加者は63人を数えたという。
当日は、それぞれの班に分かれた子どもたちとその親が商店街の中をそれぞれのルートで歩き、パーティー参加者のいる店舗などを回りお菓子をもらって歩いた。児童や親たちが着用したコスチューム類は、手作りのものから市販のものまでさまざま。
商店街を歩き回った後、各班は大須観音に集合。お菓子のくじびきゲームやじゃんけんゲームなどが行われた境内は、お菓子を手に走り回るお姫さまや海賊などで賑わった。参加費は1人800円。
同イベントを主催している母親のひとりは「口コミで広がったこのパーティーは、年々いいものになってきている」とし、「商店街を大勢で歩くのはいろいろな手続きを踏まなければいけないことを今回知ったが、来年は今年の反省も踏まえ、より多くの人数で大須商店街を歩くことができれば」と笑顔を見せた。