三越名古屋栄店(名古屋市中区栄3、TEL 052-252-1111)6階リビングステーションで11月27日より、クリスマス企画の一環としてプリザーブドフラワーを使用したアレンジメントの展示販売「プリザーブドフラワーフェア」が行われている。
フランスが発祥のプリザーブドフラワーは、生花に特殊な加工を施すことで、生花のような瑞々しさと柔らかさを2~3年保つことに成功した花やグリーン。一度脱色し、色を新たに入れるため、鮮やかな色合いが特徴。実際にはない色の花もつくることができる。近ごろでは「枯れない花」としてウエディングブーケなどを中心に、さまざまなシーンで需要が高まってきているという。同企画は今年の「母の日」イベントに次いで2回目。
会場には、愛知県を中心に全国的にプリザーブドフラワー教室を展開している「リッチェスタジオ」代表の伊藤桂子さんの作品や、名古屋市内で教室を展開するキミコカトウさんの作品など、愛知県を中心とした4教室の、色とりどりのアレンジメントやリースが並ぶ。価格は2,500円~50,000円までと幅広い。
プリザーブドフラワーについて、リッチェスタジオの伊藤さんは「花の一番きれいな状態を、数年にわたって保つことができるプリザーブドフラワーは、生花のように水をあげたりしなくてもいいので、忙しい方にもとても喜ばれている。部屋の中にお花のアレンジが1つあるだけで、全体的に華やかな印象になるのも魅力のひとつ」と話している。
期間中は6人のフラワーアーティストによる製作実演も毎日開催している。12月10日まで(最終日は18時閉場)。