名古屋駅から地下鉄東山線・名城線の東山公園駅(東山公園前交差点)まで東西に横断する道路「広小路通り」が2010年に350周年を迎える。これに向けたイベントが3月21日・22日、「広小路通り」沿いの各会場で行われる。会場は電気文化会館1階屋外スペース「広小路会場」(名古屋市中区栄2)、「朝日神社会場」(錦3)、栄広場「栄会場」(栄3)の3カ所。
イベントは2006年3月に1回目が開催され、今回は2回目。1回目は、「広小路通り」歩道に江戸時代の雰囲気をイメージしたという和風テイストの花壇を設置したほか、店舗のショーウィンドーを使った「広小路通り」の昔の写真の展示やウオークラリーを行った。
今回は、「栄会場」で初日11時から行われるオープニングセレモニーに始まる。太鼓演奏や南京玉すだれなどの大道芸ショーが行われる。会場付くの百貨店「名古屋三越栄本店」「松坂屋名古屋店」「丸栄」(以上、栄3)各店が茶屋風のブースを構え、和雑貨を販売するほか、ホテル「名古屋栄東急イン」(栄3)は五平餅やみたらし団子、おでんなどを販売する。それぞれ350年前の日本の雰囲気を演出するという。
「広小路会場」では、戦国時代をコンセプトとして活動するグループ「天下『布』武プロジェクト」が戦国に関するライブペイントやペーパークラフト製作や、オリジナルTシャツなどのグッズ販売を行う。「朝日神社広場」では参道の両脇に美濃和紙を使った行灯を並べ、「灯りのアート」を展示する。会場の朝日神社は、ビルに囲まれ木も多いため日中でも行灯の光が楽しめる。