名古屋パルコ西館8階「パルコギャラリー」(名古屋市中区栄3、TEL 052-264-8370)で開催されている「ガンプラEXPO in名古屋」が人気を集めている。
同イベントは、2007年のゴールデンウィーク中に、静岡パルコのオープン記念として初めて開催された。「ガンプラ」の生産を行う「バンダイホビーセンター」が静岡市にあることから、企画が持ち上がったという。
今回の開催は2回目。愛知のテレビ局「メ~テレ」(当時=名古屋テレビ)が、初めて「機動戦士ガンダム」の放映権を取得したこと、「ガンプラ」の需要が高いことから、名古屋での開催が決まったという。1回目の開催から1年を費やし、新たに制作した「EXPO限定ガンプラ」限定モデルも販売する。「イベント開催初日には、早朝6時から並び始めるコアな『ガンプラ』ファンの姿もあり、早速限定モデルを購入していただいた」(ギャラリー担当者)。
主な商品は、「1/60 ガンダムエクシア クリアカラーVer」(4,500円)、「1/100MG MS-06J 量産型ザク Ver2.0 リアルタイプカラー仕様」(4,000円)、「1/100MG ストライクフリーダムガンダム クリアカラーVer」(4,800円)、「1/144HG ガンダムエクシア メタリックVer」(2,200円)、「1/144HGUC ガンダム クリアカラーVer」(1,000円)、「1/144HGUC シャアザク エクストラフィニッシュVer」(2,000円)。
会場は4つのゾーンで構成される。「ファクトリーゾーン」では、生産の流れを紹介。「バンダイホビーセンター」で行われる、ラフ画の作成から設計図起こし、人間の手で行われる修正工程などをパネルで展示。「ガンダムに出てくるユニホームを着て作業を行っているホビーセンターの従業員の写真も見ることができる」(同)。「ヒストリーゾーン」では、29年間で販売された「ガンプラ」を年ごとに分けて紹介。「見に来る方は、ご自分が子どものころに遊んだ時代のガンダムの前で足を止め、中には一眼レフを構えて撮影している姿も」(同)。「ジオラマゾーン」では、ガンダムの名シーンを傑作ジオラマで展示。「スペシャルショップゾーン」では、「EXPO限定ガンプラ」の販売を行う。
会場の様子について、「初日のは平日にも関わらず、来場者は約1,500人に上った。平日の夕方からは男性ビジネスマンが多い。女性のファン層も目立つ。土曜・日曜はお子さま連れのファミリーが多く、幅広いファン層で会場はいつもにぎわいをみせる」。「開催から4日目で来場数が6,000人の超え、今までにない数を記録している。グッズの売り上げも過去にないほど」(同)と、ガンダムファンのパワーを感じる経過となっている様子。
営業時間は10時~21時。入場無料。5月11日まで。
ガンプラ企画開発者インタビューMG100体目開発秘話(後編)(アキバ経済新聞)ガンプラ企画開発者インタビューMG100体目開発秘話(前編)(アキバ経済新聞)ガンプラを生産する唯一無二の施設-バンダイホビーセンターレポート(アキバ経済新聞)名古屋パルコバンダイ