パントマイムユニット「が~まるちょば」、チケット完売で名古屋浸透の手応え

「が~まるちょば」の二人。左=ケッチ!さん、右=HIRO-PONさん

「が~まるちょば」の二人。左=ケッチ!さん、右=HIRO-PONさん

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 パントマイムユニット「が~まるちょば」の名古屋公演「サイレントコメディー in NAGOYA」が6月7日・8日、テレピアホール」(名古屋市東区東桜1)で行われた。

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 7日は、観客から追加公演の声が多く寄せられた代表作「BOXER」などの公演を行った。「BOXER」は、ボクサーを主人公としたセリフを一切使わないパントマイムで行われる演目で、スローモーションをパントマイムで表現したボクシングシーンは、多くの観客を魅了した。「『が~まるちょば』の舞台はセリフがまったくない作品で、普通の演劇よりも集中力を必要とするため、通常、未就学児童の入場を制限している」(イベント担当者)。

 翌8日は、「が~まるちょば」が出演する東海テレビ制作の幼児教養番組「すくすくぽん!」の番組収録も行われ、名古屋公演のみの特別構成で3歳以上の子どもから入場できる特別プログラムで公演。内容は「子どもでもわかりやすく楽しめる」大道芸形式のショーのみを行い、観客が舞台に上がり演目に参加するなど「参加型」にした。開演前にはロビーで、同番組の企画で行っている、「が~まるちょば」の二人が幼稚園児の装いで現れる隠しネタも用意したほか、舞台のはじめには同番組で放送中の映像を流し子どもの興味をひく工夫も。

 「誰が見ても楽しめるような作品づくりをしているため、特別には子ども向けの演目を用意していなかった。今後は子ども向けのものも考えていきたいが、その前にパントマイムの地位向上が優先だと考えている。認知度を上げ、もっと身近にパントマイムを感じてもらえるようになったら考えていきたい」(が~まるちょばの2人)。

 両日ともチケットは完売し、2日間で1,293人を動員した。イベント担当者は「名古屋公演は今回で3回目のため、だいぶん浸透してきたと思う」(イベント担当者)と手応えを感じている。

パントマイムユニット「が~まるちょば」、名古屋で2カ月連続公演(サカエ経済新聞)表参道ヒルズ、副都心線開通で「エコマーケット」-キャンドルナイトも(シブヤ経済新聞)「シブヤ大学」が1周年-受講者数5千人突破、記念企画も(シブヤ経済新聞)が~まるちょば

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