松坂屋名古屋店(名古屋市中区栄3、TEL 052-251-1111)は1月6日から、ブライダルモデルの募集を開始した。同店が一般公募によるブライダルのファッションショーを開催するのは今回で3回目。
同店では毎年2月と8月の2回、大規模なブライダルフェアを行なっており、結婚を予定しているカップルに向けて式場やドレス、引き出物などの展示会を行なっている。昨年2月からは、一般公募によるウエディングドレスのファッションショーを開催。来場者からは等身大のモデルらが着るドレスを間近で見ることができ、イメージが膨らませやすいと好評だという。
開催は2月21日・22日を予定。当日は、フェア会場を10~15人のモデルが歩き、ウエディングドレスやカラードレスを紹介。着用するドレスは、モデルの希望を極力取り入れるという。これまでの1日の平均来場者数は400~500人。
ショー開催について、ブライダル担当の吉川さんは「ドレスを単純に陳列するだけでは実際にご自身が着た姿をイメージしていただくことは難しいので、ショーを開催することにした」と話す。「通常のショーは、ステージの上をモデルが歩くが、今回のショーはモデルらがフロアを歩き、来場者の目の前を通るので、より身近に感じてもらえるようになっている」とも。
東海エリアのウエディング事情については、「少子化傾向があるので、マーケット自体は縮小しているが、その分、1回の挙式に力が入っているように思う。東海地方の特徴として、華やかな結婚式を望む傾向が強く、1回にかける費用も上がって来ているようだ」と吉川さん。「さまざまな情報がある中で、百貨店ならではの入りやすさを生かしてさまざまな提案を行っていきたい。冷やかしも大歓迎。気軽に来てもらえれば」とも。
一般公募のドレスモデルは、応募者多数の場合は抽選となる。