プレスリリース

令和7年後期保育士試験解答速報を保育士向け人材紹介「保育士人材バンク」が試験当日に公開。保育士試験対策講座の事業者2社と連携協力し、実技試験対策開始のきっかけを創出

リリース発行企業:株式会社エス・エム・エス

情報提供:

株式会社エス・エム・エス(本社:東京都港区、代表取締役社長:後藤夏樹、東証プライム、以下「当社」)は、保育士向け人材紹介「保育士人材バンク」(URL:https://hoiku.jinzaibank.com/)を提供しており、2025年10月18日(土)、19日(日)に実施される「令和7年後期保育士試験」の解答速報をサービスサイトにて試験当日に公開します。試験の受験者はLINE公式アカウントの友だち追加を行うことで、解答速報発表の通知を受け取ることが可能です。

・保育士人材バンク 令和7年後期保育士試験 解答速報
URL:https://hoiku.jinzaibank.com/column/examanswer
・保育士人材バンク LINE公式アカウント
URL:https://cbgw.kuzen.io/sl/88638df193



■社会背景
少子高齢化の進行に伴う生産年齢人口の減少により、女性や高齢者、障害のある方、外国人など多様な人材の活躍機会が増加しています。特に、政府による女性の就業支援政策などもあり、働く女性の人数は年々増加しています。一時は女性の社会進出が進む中で子どもを預ける保育所が不足し、入所申請をしているものの利用できずに待機状態になる「待機児童」が問題となりました。しかし、待機児童数は平成29年をピークに減少傾向であり、令和6年4月には約87.5%の市区町村で待機児童がいなくなるなど国策により状況は緩和されています(※1)。

待機児童問題は緩和したものの、子どもを取り巻く環境は新たな局面を迎えています。令和7年度からは待機児童対策を中心とした「保育の量の拡大」からの転換を行う保育政策の新たな方向性が打ち出され、保育の質の向上が検討されています(※2)。また、障害に対する認知の広がりを背景に、療育サービスを利用する児童の数は年々増加傾向にあります。そのため、子どもの年齢や国籍、障害の有無などに関係なく、すべての子どもを受け入れて一緒に過ごす「インクルーシブ保育」も推進されています(※3)。これらの環境変化は、保育士の役割を広げ、より高い専門性を求めることにつながっています。高まり続ける子育て支援の需要に対して、持続可能な保育提供体制の確保に向けた保育士の育成と定着は今なお社会課題といえます。

■保育士の国家試験について
保育士資格を取得するためには、指定保育士養成施設を卒業し、卒業と同時に取得する方法か、大学・短期大学・専門学校などの教育機関を卒業、もしくは、高等学校卒業後に一定の実務を経験した後に国家試験で資格を取得する方法があります。保育士の国家試験は筆記試験と、筆記試験合格者が受験できる実技試験の2段階で行われます。例年、前期筆記試験が4月中旬・実技試験が6月末~7月上旬、後期筆記試験が10月中旬・実技試験が12月上旬となっています。筆記試験が不合格の場合は実技試験を受けることができないため、合格の見込みがあれば早々に実技試験の準備を、不合格の見込みであれば次回の筆記試験に向けて早めに学習を開始したいと考えるケースが多く存在します。

実技試験において、「音楽」「造形」「言語」の3科目のうち2科目を選択して受験する形式は従来通りです。しかし、令和7年度前期試験より、「言語」選択時の試験内容が変更となりました。これまでは4つの課題から1つを自由に選択できましたが、前回から試験室の入室後に試験官が3つの課題から1つを指定する形式になりました(※4)。これにより、受験者は全ての課題に対応できるよう練習する必要が生じ、これまで以上に十分な対策時間を確保することが重要になります。実技試験対策のために筆記試験の結果をより早く知りたいという声が増えると当社は考えています。

■エス・エム・エスの保育士に対する取り組み
当社は、2018年より保育士不足の解消のために、医療・介護分野で培ったノウハウをもとに人材紹介事業を拡張し、保育士向け人材紹介「保育士人材バンク」を提供しています。サービス提供開始以来、保育士の復職や保育士の地域偏在の解消にも力を入れてきました。近年では、保育士を目指す人の就職活動も多様化しています。保育士の就職活動は依然として実習先での定着や縁故採用などが多いものの、客観的な判断やキャリア形成のアドバイスが欲しいといった理由から人材紹介を活用するケースも増えています。

■保育士人材バンクの保育士試験解答速報について
保育士人材バンクでは、資格取得後のキャリアの一歩目が業界内での定着に深く関わると考えており、自分らしく働ける場所の選択ができるように、資格取得時の早期段階からサポートしたいと思っています。そのため、令和6年後期保育士試験より解答速報を自己採点ツールと共に公開しています。なお、前回より保育士養成塾naruniWAおよびわでか保育士講座に解答作成の連携協力を依頼しています。これにより、提供速度の即時性と正答率の向上を実現し、令和7年前期保育士試験における解答速報発表時の正答率は98.8%でした。

令和7年後期保育士試験についてもサービスサイトにて保育士試験の解答速報を試験当日に公開します。解答は試験当日に準備が整い次第、下記URLにて表示されます。事前に保育士人材バンクLINE公式アカウントから友だち追加を行うことで、解答発表の準備完了通知を受け取ることが可能です。また、2024年10月から開設しているX(旧Twitter)のアカウントでは保育士試験に関係する情報も発信しています。なお、サイトおよび解答速報の利用料は無料です。また、サイトでは自身の回答を入力することで正誤判定ができる自己採点ツールも公開します。

≪2025年後期保育士試験≫
・試験日:2025年10月18日(土)、19日(日)
・解答速報発表予定日:2025年10月18日(土)、19日(日)それぞれ当日の夜間に公開予定
・発表URL:https://hoiku.jinzaibank.com/column/examanswer
・保育士人材バンクLINE公式アカウントの友だち追加URL:https://cbgw.kuzen.io/sl/88638df193
・保育士人材バンクLINE公式アカウントの友だち追加QRコード:



・保育士人材バンクXアカウントURL:https://x.com/hoiku_sms
なお、前回の国家試験にて解答速報通知を受け取った方は再登録不要です。

※1:こども家庭庁「保育所等関連状況取りまとめ(令和6年4月1日)及び「新子育て安心プラン」集計結果(https://www.cfa.go.jp/policies/hoiku/torimatome/r6/) 概要資料―p.1」より
※2:こども家庭庁「「保育政策の新たな方向性」について(https://www.cfa.go.jp/policies/hoiku/new_direction)」より
※3:こども家庭庁「「保育政策の新たな方向性」について(https://www.cfa.go.jp/policies/hoiku/new_direction) 参考資料―p.7」より
※4:一般社団法人全国保育士養成協議会「実技試験(後期)概要(https://www.hoyokyo.or.jp/exam/guidance/practicalexam2.html)」より

【「保育士人材バンク」について】
保育士向け人材紹介。専任のキャリアパートナーが、求職者の希望をもとに全国の保育園やこども園、療育施設等とマッチング。福祉・医療・介護事業に特化した経験とノウハウを活かしサポートします。会員数は2025年3月末時点で35万人以上です。
・URL:https://hoiku.jinzaibank.com/
・保育士人材バンクLINE公式アカウントURL:https://cbgw.kuzen.io/sl/88638df193

【株式会社エス・エム・エスについて】
2003年創業、2011年東証一部上場、2022年4月より東証の市場区分変更によりプライム市場へ移行。「高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける」ことをミッションに掲げ、「高齢社会×情報」を切り口にした40以上のサービスを開発・運営しています。
名称:株式会社エス・エム・エス
所在地:東京都港区芝公園2-11-1住友不動産芝公園タワー
代表者:代表取締役社長 後藤夏樹
会社設立:2003年4月
資本金:25億5,172万円(2025年3月31日現在)
従業員数:連結4,528人、単体3,049人(2025年3月31日現在)
事業内容:高齢社会に求められる領域を、医療・介護/障害福祉・ヘルスケア・シニアライフと捉え、価値提供先であるエンドユーザ・従事者・事業者をつなぐプラットフォームとしての情報インフラを構築し、40以上のサービスを展開
URL:https://www.bm-sms.co.jp/

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