プレスリリース

ファイテック、投てき用消火用具のPFAS非含有を正式証明

リリース発行企業:株式会社ファイテック

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画像:PFASフリー イメージ画像

 消火剤および防災関連製品の製造・販売を行う株式会社ファイテック(本社:愛知県丹羽郡大口町、代表取締役社長:林 富徳)は、当社が製造・販売する投てき用消火用具について、第三者機関による厳格な成分分析の結果、当社製品が「PFAS(有機フッ素化合物)」を一切含有していないことが正式に確認されました。これを受け、当社は本日、「PFASフリー」を宣言いたします。

社会的関心が高まるPFAS問題

 近年、PFASをめぐる問題は国内外で大きな社会的関心を集めています。
国内では、広島県東広島市の瀬野川などで、河川・地下水から国の指針値を大きく超えるPFASが検出され、住民の血液中からPFASが確認された事例が報告されています。

 こうした問題は一地域にとどまらず、環境省の全国調査(2023年度)では、公共用水域および地下水の測定地点のうち22都道府県242地点で国の指針値を超えるPFASが確認されました。

 大阪府や沖縄県、東京都など複数地域で超過が報告されており、水環境中のPFAS汚染が全国的な課題となっていることが示されています。これらの報道を契機に、PFASは環境問題および健康リスクの観点から広く注目されるようになりました。

PFASは自然環境中で分解されにくい性質を持つことから「フォーエバーケミカル(永遠の化学物質)」とも呼ばれています。その残留性の高さが課題とされ、各分野において使用の見直しが進められています。

消防分野における方針転換

 消防分野においても例外ではなく、消防庁はPFASを含有する消火剤の使用を控え、PFASを使用しない製品への転換を進める方針を示しています。

 こうした動きは、消火薬剤のあり方そのものを見直す契機となっています。

第三者機関による分析結果とPFASフリー宣言

 このような社会的背景および行政の方針を踏まえ、当社ではあらためて投てき用消火用具の成分について第三者機関による分析試験を実施いたしました。

 具体的には、株式会社住化分析センター様による分析証明書を取得し、日本国内および海外で消火剤添加物として使用されてきたPFAS(有機フッ素化合物)、特に石油火災用消火剤などに用いられてきた代表的物質について、含有していないことを確認しております。

 さらに、一般財団法人東海技術センター様による分析証明書も取得しており、有機フッ素化合物に含まれるフッ素成分のみならず、フッ素そのもの(総フッ素)についても含有していないことを確認※1しております。

 これら二つの第三者証明により、当社の投てき用消火用具には有機フッ素化合物およびフッ素系成分が一切含まれていないことが客観的に証明されました。その結果、対象としたPFAS成分は検出されず、本製品がPFASを一切含有していないことが正式に確認されました。

 本発表は、防災について改めて考える日として広く認識されている3月11日に合わせて行うものです。東日本大震災からの教訓を踏まえ、防災製品においても「安全性」と「環境への配慮」の両立が重要であるとの考えのもと、当社は本日、「PFASフリー」を正式に宣言いたします。

 なお、当社製品は開発段階からPFASを使用しない設計を採用しており、今後もPFASを使用しない方針を継続してまいります。

 現在、日本国内のみならず欧米をはじめとする各国において、PFASの製造および使用を規制・制限する動きが進んでいます。 国際的にもPFASに対する規制は強化される方向にあり、環境配慮型製品への転換は今後さらに重要性を増すと考えられます。

【 PFASフリー宣言 】
 株式会社ファイテックの、全ての商品にPFASは含有しておりません。
また、今後もPFASを含有した商品は製造・販売いたしません。

※1:自然界、水道の水質中に一般的に含まれる微量の安全なフッ素含有量(定量下限値:0.005質量%)以下であることを確認しました。

PFAS・PFOS・PFOAについて

 PFASとは、炭素とフッ素を主な構成要素とする有機フッ素化合物の総称で、非常に多くの種類が存在します。強い耐久性や耐熱性、撥水・撥油性といった機能を有しており、その特性を活かして工業製品から日用品まで幅広い用途に利用されてきました。

 その中でもPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)や、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)は代表的な物質として知られ、過去には泡消火薬剤などにも使用されてきました。

 これらの物質は分解されにくく環境中に長期間残留する特性を持ち、人体への影響が懸念されていることから、国際的に製造・使用が規制対象となっています。

 ファイテックは今後も、製品の安全性と環境への配慮を最優先に、持続可能な社会の実現に貢献する製品づくりを推進してまいります。

【 株式会社ファイテックについて 】
 株式会社ファイテックは、愛知県大口町に本社を置き、日本国内だけでなく海外48カ国に事業展開実績を持つ消防関連化学製品の製造メーカーです。主力製品には「ファイテック投てき用消火用具」「天ぷら油用消火剤 箱のままいれるだけ」「業務用消火スプレー フライングジェット」などがあり、ヘリコプター用の消火剤注入システム「FEI(Fitech Easy Injection)」などの資機材開発にも取り組んでいます。特に、林野火災(山火事)対策における消火剤開発力が高く評価され、陸上自衛隊でも採用されています。
【 AI・IT事業「Passluck(パスラック)」 】
 当社はAI・IT分野にも注力しており、2024年11月にローンチした宅配ボックスAIパスワード管理システム「Passluck(パスラック)」の運営を行っています。「Passluck」は特にオフライン宅配ボックスの暗証番号を安全に管理するシステムで、近年社会問題化している宅配ボックスの不法占拠や無断使用などの課題に対し、利便性とセキュリティの両面から解決を図るものです。

 これにより、当社は「防災テック」企業として業界をリードし、消防化学領域の枠を超えたイノベーションで社会課題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献します。
【会社概要】
商 号 : 株式会社ファイテック
代表者 : 林 富徳
所在地 : 愛知県丹羽郡大口町秋田3-101
設 立 : 2010年
資本金 : 4,800万円
事業内容: 消防関連化学製品製造業
U R L : https://fitech911.com/
「所属団体」
(NPO法人)国連支援交流協会
(一社)防災安全協会
(一社)全国消防機器販売業協会
(一財)日本森林林業振興会 森林火災対策協会
(公社)日本火災学会
(一社)日本建築学会
(一社)マンション防災協会
※当社はこれらの団体を通じて、防災技術の研究・普及活動にも積極的に取り組んでいます。

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