Crystal株式会社(所在地:愛知県名古屋市西区、代表取締役社長:蒼佐 ファビオ)は、愛知県名古屋市と兵庫県神戸市の自治体従事者、民間の事業者、製造業と不動産会社に勤める従業員で役職者の方を対象に、「電動キックボード事業」に関する調査を実施しました。
近年、さまざまな都市で電動キックボードシェアリングサービスが利用できるようになりました。
乗車時の交通ルールなどを理解できていれば、簡単に利用することが可能で、街の新たな交通手段として非常に便利です。では、名古屋市や、名古屋市と街の環境が近しい神戸市では、電動キックボードの事業はどのように認知されているのでしょうか?そこで今回、電動キックボードシェアリングサービス『Su__i(スーイ)』(https://su-i-ride.com/)を提供するCrystal株式会社は、愛知県名古屋市と兵庫県神戸市の1.自治体従事者(まちづくりの協議会、大学、行政、商工会議所も含める)/2.民間の事業者(商店<飲食店・観光>オーナー、マンション、ビルオーナー、カフェ・パン屋のオーナー等)/3.製造業と不動産会社に勤める従業員で役職者の方を対象に、「電動キックボード事業」に関する調査を実施しました。<調査概要>
調査概要:「電動キックボード事業」に関する調査
【調査期間】2024年4月4日(木) ~ 2024年4月6日(土)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「PRIZMA」によるインターネット調査
【調査人数】1,025人(1.287人/2.431人/3.307人)
【調査対象】調査回答時に愛知県名古屋市と兵庫県神戸市の1.自治体従事者(まちづくりの協議会、大学、行政、商工会議所も含める)/2.民間の事業者(商店<飲食店・観光>オーナー、マンション、ビルオーナー、カフェ・パン屋のオーナー等)/3.製造業と不動産会社に勤める従業員で役職者の方であると回答したモニター
【調査元】Crystal株式会社(https://crystal-tec.co.jp/index.html)
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
電動キックボード事業の魅力は『環境に優しい交通手段』『都市部の交通渋滞緩和』
はじめに、電動キックボード事業の魅力についてうかがいました。
「電動キックボード事業に関して、魅力に感じる点はありますか?(複数回答可)」と質問したところ、『環境に優しい交通手段(35.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『都市部の交通渋滞緩和(33.0%)』『観光客の簡単な移動手段(29.4%)』と続きました。環境に優しい交通手段であることに魅力を感じている方が3割以上おられました。
また、都市部の交通渋滞緩和や観光客が利用できる簡単な移動手段といったことも、電動キックボード事業の魅力だと感じている方が多いことが示されました。プライベートで利用するイメージがある電動キックボードですが、会社などでは電動キックボードの導入の用途はあるのでしょうか?製造業や不動産会社に勤める従業員で役職者の方に、「会社内で電動キックボードの導入の用途は特にありそうですか?(例:敷地内の移動、空き地、駐車場デッドスペースの活用等)」と質問したところ、『ある(36.5%)』『ない(63.5%)』という回答結果になりました。6割以上の方が『ない』と回答したものの、導入の用途があると思う方が4割弱いらっしゃいました。
そう思われた理由を具体的に聞いてみました。■会社内での電動キックボード導入の用途はある?ない?
【あると回答した方】
・ガソリンエネルギー削減(40代/女性)
・すでに持っている(50代/男性)
・建設現場への便利な移動手段(60代/男性)【ないと回答した方】
・乗るスペースがない(50代/男性)
・使う機会がない(50代/男性)
・そこまで広くない(60代/男性)ガソリンエネルギー削減や現場への移動手段として便利といった理由で、導入の用途があると考えるようです。
また、すでに導入している方もいることが示されました。一方で、『ない』と回答した方は、会社の敷地内が広くないことや使う機会がないといった理由で導入の用途がないと思うようです。
「安全性の問題」や「歩行者とのトラブル」などは普及の課題に
電動キックボード事業について魅力を感じる一方で、懸念点などはあるのでしょうか?
「電動キックボード事業に関して、懸念点はありますか?(複数回答可)」と質問したところ、『安全性の問題(70.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『歩行者とのトラブル(59.0%)』『事故リスクの増大(56.5%)』と続きました。全国的に普及が進む電動キックボード事業ですが、安全性の問題や、歩行者・他の車両との事故などのリスクを避けるための対策が求められていることが分かりました。
電動キックボードの利用者増に慎重な意見も
では、名古屋市や神戸市内で電動キックボード利用者を増やすことについてはどのように考えられているのでしょうか?
「名古屋市・神戸市内で電動キックボードの利用者を増やすことに関して賛成ですか?」と質問したところ、『賛成(36.8%)』『反対(41.1%)』『分からない/無回答(22.1%)』という回答結果になりました。4割弱の方が電動キックボード利用者を増やすことについて賛成されています。一方で、反対の方や分からないという方もいらっしゃいます。それぞれのご意見を詳しく聞いてみました。■電動キックボード利用者を増やすことについてどう思う?
【賛成と回答した方】
・ルールの整備や安全性の確保等の確立は前提となるが、道路混雑の緩和に大いに効果があると思うから(30代/男性/自治体従事者)
・交通手段が増えることはいいこと(50代/男性/製造業と不動産会社に勤める従業員で役職者の方)
・環境に優しいから(50代/男性/民間の事業者)【反対と回答した方】
・車や自転車等との事故が増えたり、マナーの悪い利用者が歩行者をケガさせたりする恐れがあるから(50代/男性/民間の事業者)
・規則及びルールが周知徹底されていない(60代/男性/民間の事業者)
・利用環境が整っていない(60代/男性/製造業と不動産会社に勤める従業員で役職者の方)【分からない/無回答と回答した方】
・いい面と悪い面と両方あるから(50代/男性/自治体従事者)
・使うにはもっと法規制を行ってからの方がいいと思うから(50代/男性/製造業と不動産会社に勤める従業員で役職者の方)
・現状では事故等のリスクが高い(60代/男性/民間の事業者)道路混雑の緩和に効果があることや交通手段が増えること、環境に優しいことなどから、電動キックボード利用者を増やすことについて賛成と考える方がいる一方で、交通ルールが周知されていないことや、現状では事故等のリスクが報道などで報告されていることから、反対あるいは分からないという方もいるようです。電動キックボードの利用者増については、交通ルールの周知徹底や安全性への担保が求められていることが分かりました。
電動キックボードの普及は行政・民間にとってメリットとの意見が過半数に
では、電動キックボードが普及することは名古屋市や神戸市の行政、民間にとってメリットになると思う方はどのくらいいるのでしょうか?そこで、「電動キックボードの普及は名古屋市・神戸市の行政・民間にとってメリットになると考えますか?」と質問したところ、『はい(53.6%)』『いいえ(46.4%)』という回答結果になりました。電動キックボードの普及は、名古屋市や神戸市の行政・民間にとってメリットになると思う方が5割強にのぼることが分かりました。
そう思う理由について具体的にうかがいました。■電動キックボードの普及は行政、民間のメリットになる?
【はいと回答した方】
・新たな事業の創出とともに、交通手段が増えることで地域の活性化にも繋がる(30代/男性/自治体従事者)
・渋滞の緩和(40代/男性/民間の事業者)
・移動待ちの時間がないから(60代/男性/民間の事業者)【いいえと回答した方】
・神戸は交通手段も多く必要がない(40代/男性/民間の事業者)
・事故が増えることが目に見えているのに普及させることはない(50代/女性/民間の事業者)
・法整備やルールがまだまだ不十分だから(50代/男性/民間の事業者)電動キックボードの普及で新たな事業が創出される可能性があること、また、交通手段が増えることで地域活性化に繋がることや渋滞の緩和といった点がメリットとして受け止められています。
一方で、神戸市は交通手段が多いことや、法整備やルールの不十分さから、普及に慎重な考え方があることが示されました。では、電動キックボードの普及が社会に与える影響については、どのように受け止められているのでしょうか?
続いて、「電動キックボードの普及が社会に与える影響について、どのように思いますか?」と質問したところ、『ポジティブな影響を与える(22.7%)』『ネガティブな影響を与える(26.4%)』『両方の影響がある(46.5%)』『分からない/無回答(4.4%)』という回答結果になりました。ポジティブな影響、あるいはネガティブな影響があると考えておられる方が一定数おられる一方、両方の影響があると思う方が最多になりました。では、電動キックボードを普及させる場合、問題点についてどのような対策が必要だと思うのでしょうか?
最後に、「電動キックボードの普及がもたらす潜在的な問題について、どのような対策が必要だと思いますか?(複数回答可)」と質問したところ、『安全対策の強化(75.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『利用規制の整備(52.4%)』『公共スペースでの利用管理(44.7%)』と続きました。7割強の方が安全対策の強化が必要だと感じておられること、また、利用規制の整備や公共スペースでの利用管理といった対策も必要だと思う方が多いことが示されました。
【まとめ】電動キックボード普及に求められる安全対策強化
今回の調査結果で、電動キックボード事業に関して感じる魅力や、普及において必要だと思う対策などが明らかになりました。環境に優しい交通手段、交通渋滞の緩和、観光客の簡単な移動手段といった魅力を感じている方が多くおられる一方で、安全性の問題や交通ルールの周知が十分に進んでいないことから、普及に慎重な方も少なくないことが分かりました。また、名古屋市や神戸市で電動キックボード利用者を増やすことについては意見が分かれたものの、行政や民間にとってメリットになると思う方が5割強にのぼることが示されました。昨年7月、道路交通法が改正され、電動キックボードは16歳以上であれば運転免許証がなくても利用可能となり、街の新たな交通手段として普及が進んでいます。
道交法改正からまだ1年弱で、交通ルールの周知が十分になされていないことから、歩行者や他の車両との事故も報告されていますが、その一方、アンケート結果で示されたように、行政や民間にとって、電動キックボードが新たな事業創出や地域の交通問題の解決などに繋がる可能性を秘めたマイクロモビリティである、との受け止めも広がっています。
電動キックボードシェアリング事業を展開するCrystal株式会社では、事業開始当初から安全面を第一に考えたソフト開発や、警察や事業体との連携による安全対策講習などを数多く行ってまいりました。
これからも、安全かつ便利な移動手段として普及を図ることを目指し、技術的な研鑽と、安全対策活動に尽力してまいります。
手軽に利用でき、環境にも優しい電動キックボード『Su__i(スーイ)』
今回、「電動キックボード事業」に関する調査を実施したCrystal株式会社では、電動キックボードシェアリングサービス『Su__i(スーイ)』(https://su-i-ride.com/)を提供しています。■Su__i(スーイ)とは
スイスイ、スーーイっと どこでもスーイと行ける電動キックボードのイメージをロゴに込めました。
速く!軽快に!移動できる乗り物で、若い人もミセスもシニアも、オールジェンダーが手軽に乗ることができる乗り物を目指しています。
スーツやスカートやヒールでも大丈夫、Z世代もミセスもシニアも!オールジェンダーに!
いつもの移動に1色足して 楽しい時間に彩りをシェアリングサービスで必要な時に必要な分だけ名古屋の街からカラフルな彩りを広げ、スイスイ、スーーイっと あなたを速く、快適に目的地へ運びます。
■安全への取り組み
Su__i(スーイ)は実証実験を重ね、より安全な乗り物を目指しています。
愛知県名古屋市を拠点に各自治体や警察と連携しながら実証実験を重ね、エリア拡大中です。
より多くのポート設置を目指しています。
<安全対策の強化>
独自で試乗会を開催し、利用方法や交通ルール、注意事項のレクチャーを実施しています。
<利用規制の整備>
景観美化、維持のために、ドック数以上に駐車できない仕様、事前の返却ポートが満車か否かの確認が必須です。
<公共スペースでの利用管理>
前提として、ポート以外の場所には返却できない仕様です。
一時停車による放置車両は見逃しません。
当社の管理者画面を用いて車両の位置情報を確認しています。
<教育、啓発活動の実施>
県警、所轄署と協力し啓発活動を定期的に実施しています。
■SDGsへの取り組み
・サステナブル
電動キックボードは排気ガスを出さない、サステナブルな乗り物としても注目を集めています。
ガソリンではなく、電気で走る交通手段に変えて気持ちも楽しくしませんか?
・シェアリングエコノミー
スーイはみんなでシェアして使うキックボードです。
必要なときにだけ使って返すことができ、新品の購入減少やゴミの減少に繋がる取り組みとして注目されています。
移動環境が快適になることで住みやすい街づくりにも繋がります。
・地域に新しい産業を
愛知県に初めて導入された電動キックボードシェアサービスのスーイ。
各自治体や警察と連携を取りながら暮らしが便利で快適になるようなインフラを作っています。
■WEBサイト
電動キックボードシェアリング事業(本事業):https://su-i-ride.com/
Instagram(本事業):@su__i.official
アプリダウンロードURL:https://eboardsui.site/App_install/
コーポレートサイト(Crystal株式会社):https://crystal-tec.co.jp/