
株式会社天狗缶詰(本社:愛知県、代表取締役社長:伊藤 圭太郎)は、2024年2月の給食の誤嚥事故を発端にうずら卵の販売量低下が今なお続いていることから、うずら卵の産地である愛知県から全国への消費拡大に向け、新商品開発のためクラウドファンディングを開始しました。
■天狗缶詰について

全国の学校給食や社員食堂、レストランやホテルといった外食産業、大手食品メーカー、コンビニ向けに業務用加工食品を販売している食品メーカーです。
国産のうずら卵の水煮・加工品などのトップシェアを誇ります。
また、秋葉原の名物としてヒットした「おでん缶」をはじめとした各種缶詰を製造・販売しています。
■国産うずら卵の苦境・新商品開発の背景
国産うずら卵は2024年2月の福岡県で発生した学校給食での誤嚥事故以降、販売環境が激変し、主要需要先の全国の学校給食おいて使用中止や使用抑制され、需要が壊滅的な状況にあります。しかしうずら卵生産農家の経営の安定を考え、天狗缶詰は減産策は行わず、製品在庫が増加し続ける厳しい状況にあります。
自社の給食問屋様向け出荷・在庫量、生産シェア全国1位の豊橋市のうずら農家数は以下。

■国産うずら卵を「#うずら革命」の取り組み


私たち天狗缶詰は、業務用専業メーカーとして、学校給食、外食チェーン、大手食品メーカーなどに食材として長年うずら卵を生産・販売してきました。愛知県は全国のうずら卵生産量の約7割を占め、その中心が私たちの原料・製造拠点のある豊橋市・豊川市を含む東三河地域です。しかし近年、円安とウクライナ侵攻による飼料高騰がうずら農家の経営を圧迫し、誤嚥事故の影響で学校給食での利用機会が減少。需要は急激に落ち込み、将来を悲観して廃業を選択するうずら農家も少なくありません。
さらに、この冬猛威を振るった鳥インフルエンザが追い打ちをかけ、うずら農家は今まさに存続の危機にあります。私たちの契約農家も大きな影響を受けており、このままでは日本のうずら産業そのものが衰退しかねません。
それでも、うずら農場のうずらたちは毎日卵を生み続けます。天狗缶詰は、減産せずに生産を続けることを決断し、これまで通りの発注をうずら農家の方々にお約束しました。その結果、現在私たちが抱えている在庫は通常時の1.8倍。まさに、待ったなしの状況です。
幸い、加工したうずら卵の水煮は3年ほど保存が可能です。この限られた時間で、うずら卵が主役となる新しい商品を生み出し、消費者の方々に直接うずら卵をお届けするのが私たちの使命となりました。






甘いうずら卵だなんて、想像できますか?
「え、マジで!?」と驚いたあなたにこそ、ぜひ試してほしいです!
「みるくうずら」は、ほんのり甘いミルク風味で、スイーツ感覚、おやつ感覚で楽しめます。ツルンとした食感のうずら卵を噛むと、中からプリンや
カスタードクリームを思わせる優しい甘さの黄身があふれます。液なしだから取り出しやすく、一口サイズでそのまま楽しめます。
あんみつやフルーツポンチの白玉団子のようなトッピングにもぴったりで、和スイーツにもマッチ!
普通の鶏卵を丸ごとスイーツにするのは難しいけれど、白身と黄身のバランスが絶妙なうずら卵なら違和感なし。白身が固くなりすぎず、黄身の中心まで均等に甘味と風味を浸透させる技術がポイントで、現在、
製法特許出願中です。
卵焼きの好みに「しょっぱい派」と「甘い派」があるように、うずら卵も「あなたはしょっぱい派? 甘い派?」と会話を弾ませる存在になれたら――。私たちは、そんな未来を夢見ています!
うずら卵をスプレッドとして楽しめる新感覚の商品が「うずタル」です!
でも、ただのスプレッドじゃありません。
規格外品のうずら卵から生まれた、食品ロスを軽減するサステナブルな商品なんです。
うずら卵の水煮を作るとき、
どうしても規格外品が発生してしまいます。例えば、100個入りのレトルトのうち1個でも割れると液が濁ってしまい、残りの99個まで
商品価値が下がってしまうんです。そんな
「もったいない!」を「美味しい!」に変えられないか? そこで生まれたのが「うずタル」です。
鶏卵よりも黄身の割合が多い
うずら卵ならではの濃厚さを活かし、
コーンポタージュをイメージしたクリーミーな味わいに仕上げました。コーンの粒感がアクセントで、
食感も楽しい!
パンに塗れば、ボリューム満点のサンドイッチに。唐揚げにプラスすれば、新感覚の味変アイテムに。また、野菜やクラッカーにディップしても相性バッチリです!
1袋にうずら卵が9個分(約70g)入っています。うずタル1袋で、
たんぱく質を8.4g摂取できます。
黄身を多く含む、うずら卵のスプレッドを味わってみてください!
"UZU-HABI"で大切にしたいことは、うずら卵が主役であること。
これまで、脇役が多くレアな存在であったうずら卵を、日常的に皆さんに摂取していただくことで、このうずら業界が盛り上がると考えています。
「うずら卵の摂取を習慣(HABIT)にして欲しい!」との想いから、商品に
「UZU-HABI(ウズハビ)」と名付けています。
うずら卵単体を多く食べてもらう事を目指すのではなく、
食事として機能を果たす事を重要視しています。うずら卵が主役としながら、バランス良く1パッケージで完結するものを目指しています。食材は豊橋うずら卵をはじめ、
9種類を「和風出汁ジュレ」に閉じ込めタンパク質11g、鉄分、葉酸などミネラルも摂取可能にしています。
内容量は160g。具材たっぷりで食べ応えもGOOD!です。
UZU-HABIの特長は携帯性!幅12cm x 高さ14cm x 厚み2cmほどでスタンディングパウチになります。1食160gなのでヨガやジム、もちろんオフィスにも持ち運びが便利。
また、UZU-HABIは
温めても、常温でも冷やしても美味しく食べられます。忙しい時は、常温でそのままスプーンで摂取することもできて便利です!
ある学生が発したひと言が「うずら革命」誕生の瞬間でした。
これまでのうずら卵は、串揚げや中華丼、おつまみといった脇役的ポジションでした。
「うずら卵だって主役になれるはず!」「まだ活かしきれていない魅力があるのではないか?」。私たちはそう信じて試作を重ねてきましたが、社内では意見が分かれ
「本当に市場に受け入れられるのだろうか?」という迷いが消えませんでした。そんな時、私たちはある視点に気づきました。
「食のトレンドを生み出しているのは、若い世代ではないか?」
そこでスタートしたのが、愛知大学の学生たちとのワークショップです。学生たちは遠慮なくズバズバ意見を出し合い、試食をしながら大盛り上がり!
?「甘いうずら卵ってめちゃくちゃアリじゃない!? どう食べるのがベスト?」
?「スイーツにするなら、こんなフレーバーがイケるかも!」
???
「スプレッドのパッケージは、もっとポップに!」
そんな熱気あふれるディスカッションを重ねながら、試作品はみるみる進化。次々と飛び出すアイデアに、私たちもワクワクが止まりませんでした。パッケージデザイン、ネーミング、アレンジレシピ、SNS動画まで、一気に完成したのです。
ワークショップを終えた後、学生たちがこんな会話を交わしていました。
?「うずら卵の概念、変わったよね」
?「これから、週に10個は食べちゃいそう」
???「これって革命じゃん!」
彼らのリアクションが答えでした。

誕生したばかりの「
みるくうずら」と「
うずタル」は、2025年1月26日に開催された「東三河の特産品を使った新商品おひろめマルシェ」で大好評! たくさんの驚きと笑顔に出会うことができました。私たちも「もっと多くの人に楽しんでもらえるはず!」と確信しました。
今後は、学校給食やカフェメニューへの導入、イベント出展やキッチンカーなど、より多くの方に実際に味わっていただく場を作りたいと考えています。
商品をさらに魅力的にするために、
今回のクラウドファンディングで集まった支援金で、さらなる改良・開発を行います。

クラウドファンディングプラットフォーム、CAMPFIREにて、新商品開発のご支援を募っています。
何卒、うずら卵業界の苦境をチャンスに変えるためご支援いただけますと幸いです。
URL:
https://camp-fire.jp/projects/830207/view
■スケジュールについて
2025年3~4月
クラウドファンディング開始、試作・研究
▼
2025年4月末
クラウドファンディング終了
▼
2025年5月上旬
新商品の量産開始
▼
2025年5月下旬
リターン発送

私たちのチャレンジについて知っていただきありがとうございます!
うずら卵の産地愛知県より、新商品開発を実施・成功させ国産うずら卵の価値向上と恒久的な需要を生み出したいと切に願っております。今、うずら卵が好きな方、これをきっかけに好きになっていただける方、何卒、お力添えの程、よろしくお願いいたします!
私たちは「#うずら革命」で国産うずら卵業界、日本の食卓に新たな風を吹かせます!
国産うずら卵の大ピンチをチャンスに変えるきっかけを、どうか与えてください!
「#うずら革命」のご支援、お願い致します!
■本件に関する問い合わせ
天狗缶詰株式会社 営業本部
担当:飯田 昌宏
ダイヤルイン:052-300-5555
メール:miida@tgc-tengu.com