魚屋をモチーフにした魚介類メニューを中心に提供する「磯丸水産 栄三丁目店」(名古屋市中区栄3、TEL 052-249-4884)が12月26日、栄にオープンした。「磯丸水産」は昨年2月に吉祥寺(東京都武蔵野市)に出店し、1年弱で8店舗を展開する人気店。東京以外への展開は今回が初めてで、オーナーが名古屋出身であることから同店オープンが決まった。
店舗面積は約30坪、席数はテーブル席、カウンター席合わせて115席。店のイメージは「港の漁師が集まる市場のような雰囲気」と店長の松下さん。「磯丸水産 さかな貝加工センター」と記した外看板で、鮮魚店をイメージさせる演出を施すほか、入り口付近に、サザエ、ハマグリ、ホタテ貝のほか、その日仕入れられる貝類を入れる水槽を設置。テーブルには水産物を入れる木箱「トロ箱」を使用、壁には大漁旗をモチーフにした絵を壁いっぱいに描く。
各テーブルに設置されたガスコンロで、魚貝を利用客自身で焼いて食べる「磯丸焼き」が特徴。主なメニューは、水槽から取り出した「活 殻付帆立の殻焼」(1個399円、2個699円)、「活サザエの壺焼き」(699円)、「名物 蟹味噌甲羅焼」(499円)、「手長たこ」(699円)、「イカの磯丸焼」(399円)など。
「名物 鮪かま焼」(699円)、「鮪ほほ肉の炙り」(499円)などのマグロ料理も提供。中でも1日限定4食の「名物 鮪兜(マグロかぶと)オーブン焼」(599円)は、その価格からもすぐ売り切れる人気メニューだという。そのほか、塩辛をかける「漁師風じゃがバター」(489円)や「えびぷりマヨネーズ」(499円)などの一品料理、夜のみ提供する「びっくり鉄火巻き」(699円)、「ぶっかけ特選ずし」(1,299円)やマグロ、ブリ、トロサーモンなどの握りすしなどのすしメニューも用意。
11時30分~16時までのランチタイムには、「漁師風ぶりのづけ丼」(680円)、「名物まぐろ丼」(590円)など主に丼もの全10種類と「生のりみそ汁」(100円)を提供。14時~17時のアイドルタイムには、夜メニューから抜粋したメニューを量と価格を変更し提供している。
営業時間は11時30分~24時。オープンを記念し、今月12日・13日には毛ガニ1パイを398円で提供するほか、24日・25日には生ビール1杯10円で提供する(共に17時~24時)。