「世界SAMURAIサミット」開催迫る-名古屋をサムライとコスプレの聖地に

7月6日、セントレアで行われた記者発表の様子。中部国際空港社長・川上博さん(左から4人目)も甲冑姿で登場した。(C)テレビ愛知

7月6日、セントレアで行われた記者発表の様子。中部国際空港社長・川上博さん(左から4人目)も甲冑姿で登場した。(C)テレビ愛知

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 多くの戦国武将を輩出している名古屋で7月31日・8月1日、「世界SAMURAIサミット」が初めて開催される。主催はテレビ愛知。

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 同サミットは昨年、名古屋市が「武将都市ナゴヤ」をPRすると発表したことをきっかけに、三英傑(織田信長・豊臣秀吉・徳川家康)をはじめ、多くの戦国武将ゆかりの地である名古屋を「戦国武将の聖地」「サムライの聖地」であると位置付け、日本が誇る「サムライ魂」を広く世界に発信して、「サムライ観光」をキーワードに海外からの旅行者を中部地区へ呼び込むきっかけとなるイベントを目指す。

 今年で8回目となり各国の予選も含めれば数十万人の動員を誇るビッグイベントに成長した「世界コスプレサミット」と同日開催することで国内外に幅広くアピールし、名古屋を「コスプレ」と「サムライ」の聖地へと導く。

 7月31日は、「戦国武者行列」。栄・錦通りを封鎖し、各地の「有名武将」「忍者隊」「武将を愛す外国人SAMURAI」によるパレードを開催。昨年、機動戦士ガンダムの「アムロ」のコスプレで話題となった河村たかし名古屋市長が今年も参加を予定。徳川吉宗と政策を競い合い「芸どころ」と呼ばれる名古屋の礎を築いた尾張徳川7代目藩主「徳川宗春」に扮(ふん)し、姫、腰元 などによる「徳川宗春道中」を繰り広げる。

 8月1日は「戦国武者絵巻」。オアシス21・銀河の広場(名古屋市東区東桜1)の特設ステージで「名古屋おもてなし武将隊」によるスペシャル演武、ラジオDJクリス・グレンさん率いる外国人武者隊のほか、全国から集まった「有名武将」や「忍者」が地域ごとに考えたパフォーマンスを披露する。そのほか、「戦国BASARA」シリーズプロデューサー・小林裕幸さんのトークショーも。夕方からは「夜宴」と題しアスナル金山(中区金山1)で、同じく「名古屋おもてなし武将隊」をはじめとする演武やクイズ大会などが行われる。セントラルパーク・パークスクエア(中区錦)では2日間にわたり、戦国武将グッズや名古屋おもてなし武将隊グッズの販売を行う。

 イベントプロデューサーの加藤稔さんは「名古屋は有名武将が数多く生まれ育ち、歴史的な出来事や文化と深い関わりをもった地。今後、全国・全世界の武将たちが聖地名古屋に結集し、イベント内で『夏の陣』が実現できれば」と期待を寄せる。

 開催時間は、戦国武者行列(31日)=11時~、戦国武者絵巻(1日)=13時~、夜宴(1日)=17時10分~。見学は無料。詳しくはホームページで確認できる。

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