飲食店やオフィスが混在する栄4丁目に7月23日、居酒屋「旬鮮台所 ひのゑ」(名古屋市中区栄4、TEL 052-251-0307)がオープンした。
「22年間、和食・洋食などいろいろなジャンルの飲食店で働いてきた」と話すのは店主の大橋剛さん。「今回、念願の自分の店を出店できた」とほほ笑む。店舗面積は約30坪で、席数はカウンター5席、掘りごたつ席16席、テーブル席8席、個室1室(6席)を設ける。30代後半から50代をターゲットに据え、地域に密着した店づくりで「OLやビジネスマンが仕事帰りに一杯やれる店」を目指す。
「新鮮で体に良いものを」と食材の仕入れ先にこだわる大橋さん。魚は鹿児島県甑(こしき)島の漁師がとった魚を中心に取りそろえる。「カンパチは養殖ものだが、潮の流れが速い東シナ海で育っているので身がしまっている」という。「漁に出かけてとれたものを送ってくるので、中にはこちらの市場にない珍しい魚も」。鶏は三河の朝びき地鶏、野菜も無農薬・有機栽培されたものも取り入れている。
鮮魚メニューは、「本日のおすすめ」を中心に提供。中でも、「お造り特盛り」(1,980円)は「その日に出している刺身を8種類ほど盛り、2人で食べてもらえる量がある」。「地鶏しゃぶしゃぶセット」(1人前=1,200円、2人前~)は、鶏ガラでとったスープに野菜や肉をくぐらせて食べる。特製のポン酢で食べる同メニューは「あさっりしていておすすめ」と大橋さん。そのほか、おばんざいやつまみ、一品料理なども。
ドリンクメニューは焼酎(450円~)をメーンに、地酒、ワイン、果実酒、中国酒などを用意する。
焼酎好きの大橋さんは「芋焼酎を中心に、酒に合う料理を用意している」と話す。「宴会コースも設定しているので、年末に向け頑張ってやっていきたい」とも。
営業時間は17時~24時。日曜・祝日定休。