開業19年の高級イタリアン、カジュアルラインに変更し泉に移転オープン

レストランをモチーフにした立体作品をディプレーした店内

レストランをモチーフにした立体作品をディプレーした店内

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 東区泉に6月10日、名古屋市昭和区の八事エリアで19年間店を構えたイタリアンレストラン「ドディチ・マッジョ」(東区泉1、TEL 052-951-0550)が移転オープンした。

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 イタリアや東京で修行してきたという同店シェフの今村さんは「都会ではなく、離れた所でひっそりと店を開きたかった」と1991年、八事にオープン。「高い価格帯で高級な店。お客さまは高い年齢層の方がほとんど」と振り返る。「八事の店を閉店する際、常連のお客さんからはさんざん怒られた(笑)」とも。

 今回オープンした同店は、自分の料理をもっといろいろな人にも食べてもらいたいという思いで、価格帯を下げカジュアルラインに変更し移転オープン。店舗面積は51坪で、店内には26席(カウンター、テーブル)のほか、8席と4席の個室2部屋を設ける。友人同士、団体、接待など幅広い利用を想定する。

 木目の壁に系列店のキャラクターなどの焼き印で装飾するほか、ベルトをモチーフにした壁の飾り、カウンター席の前にはレストランをモチーフにした立体作品をディプレーするなど遊び心のある店内に仕上げた。「かしこまった店はいくらでもできる。カジュアルな雰囲気の店だがほかと一緒では面白くない。家具や装飾にはちゃんとこだわりを持ち、いいものを使った」。店内の照明はすべてLEDを使用するほか、厨房はオール電化に。「今の時代とこれからを考え最先端のエコを選んだ。火も使わないので安全だし、料理人も暑い厨房じゃかわいそうだしね」と笑顔。

 メニューは、月替わりメニューのメーンやパスタなどを選ぶことができるランチ3種類(1,500円、2,800円、4,500円)、コースのみのディナー3種類(3,800円、5,000円、8,800円)。1,500円でハウスワインをお代わり自由で提供。「リーズナブルにすることで毎日たくさんのお客さまに利用してもらえるので仕入れた素材がその日のうちに料理になりはける。毎日市場でためらうことなく買うことができるので、結果新鮮な素材でお客さまに料理を提供できる」とも。

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