大須に8月12日、カフェ「nico(ニコ)」(名古屋市中区大須2、TEL 052-203-0711)がオープンした。
これまで、「自分でカフェを出店すること」を目標に約10年間、カフェを中心に働いてきたという同店オーナーの長谷川和巳さん。「かゆい所に手が届くというか、お客さまが求める空間や食事、ドリンク、接客ができるような理想のカフェを作りたいと思っていた」と話す。店名は長谷川さんの長女の名前を付けた。
店舗面積は約15坪で、席数は11席。店内には、長谷川さんがコーディネートした「古い雰囲気」の家具や小物類をセンス良く配置している。「特にテーブルやいすなどは座り心地を考えて妥協せずに選んだ。テーブルは購入したものの、店では使っていないものもいくつかある」とはにかむ。
主なメニューは、「ベーコンとカボチャのキッシュ」(450円)、「エビとアボカドのオムレツ」(750円)、「生ハムとルッコラのサラダ」(650円)などのフードのほか、マサラチャイ(500円)、生ビール(550円)、グラスワイン(400円)など。
「若い時は大須でアパレルの仕事をしていた」という長谷川さん。「思い出が詰まった土地であることと、下町の風情が気に入っている」ことから大須での出店を決めたという。「今後は店内でちょっとした個展なども行っていきたい」という長谷川さん。「隠れ家的なカフェなので、ゆっくりしていってもらえれば」とほほ笑む。
営業時間は11時30分~22時。水曜と第1・3火曜定休。