中区東桜に8月16日、ラーメン店「洋和麺 吉圓(よしえん)」(名古屋市中区東桜2、TEL 052-982-6655)がオープンした。
オーナーシェフの水野吉博さんは若いころにホテルで修行を積み、喫茶店や居酒屋の料理長、食堂の営業所長などさまざまな飲食業界で働いて来た経歴を持つ。出店について、現在43歳の水野さんは「厄年が終わったのと資金が貯まったのをきっかけに自分の店を開くことを決めた」という。店舗面積は9.5坪。カウンター席10席を設ける。
「健康にいいヘルシーラーメン」をコンセプトに、水野さんのアイデアあふれる個性的なラーメンを展開する同店。メーンメーニューに据えたのは、以前働いていた居酒屋で来店客に評判が良かった「洋風トマトラーメン」(800円)。
塩ラーメンのスープをベースにトマトを加えスープを作り、麺はストレート麺を使用。ナス、蒸し鶏、ゆで卵、水菜などをトッピングし、仕上げに香り付けにスモークオイルをかける。「ラーメンと言ってもパスタ感覚で食べられる」と水野さん。一緒に出す粉チーズ、ブラックペッパー、レモンは各々少量ずつ加えて食べると「違った味が引き出され、味にバリエーションが出る」とも。
そのほかラーメンメニューは「和風岩塩ラーメン」(700円)、「黒酢とラー油のサンラータン麺」(750円)、「塩わさびラーメン」(700円)を用意する。夜は麺居酒屋として営業。「ワンコインメニュー」(500円)として「真たこのガーリックマリネ」「豚ホルモンの葱塩焼」「地鶏のたたき 柚子こしょう」などのおつまみメニューも提供する。
オープンして間もなく1カ月。「リピーターも少しずつ出て来たが、まだまだこれから」と水野さん。「いろいろな経験をしてきた。引き出しはまだ全部開けていないので、この経験をメニュー作りに生かし毎日でも食べられる体にやさしいラーメンを提供していきたい」と意気込みをみせる。
営業時間は11時30分~14時30分、17時~22時。