錦にラーメン店「特級中華そば 神楽」-特濃煮干しスープ売りに

「特級中華そば 神楽」の店舗外観

「特級中華そば 神楽」の店舗外観

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 半月のプレオープンを終えた錦のラーメン店「特級中華そば 神楽」(名古屋市中区錦3、TEL 052-950-7880)が9月1日、グランドオープンした。同店はオアシス21に店舗を構える「博多らーめん 神楽」の姉妹店。

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 「関東では定番になってきている煮干し系ラーメンを名古屋にも広めたかった」と店長の王さん。新宿で煮干しラーメン店を展開している「ラーメン凪」に修行に赴き、同店とタイアップする形で出店が実現した。プレオープン前には「ラーメン凪」の店主・生田智志さんも訪れ、味の最終調整をしたという。店舗面積は約16坪。席数はカウンター席14席。

 スープは、「煮干しの『うま味』『エグミ』『酸味』をマックスの状態に引き出した『濃縮煮干しスープ』」。丼1杯分にすると3種類の煮干しを50グラム以上使い、10時間かけて仕上げる。麺は讃岐うどんと中華麺からヒントを得た極太麺と「麺のうまさを味わえる」2センチ幅の「いったんも麺」を使用し、ネギ、チャシュー、のりをトッピングする。

 メニューは、「特級煮干らーめん」(800円)をベースにトッピングでバリエーションを持たせ、「味玉・特級煮干らーめん」(900円)、「特・特級煮干らーめん」(950円)、「肉・特級煮干らーめん」(1,050円)を用意するほか、つけめんも提供する。サイドメニューの口に入れるとスープがあふれ出す小龍包のようなギョーザ(3個=400円)も「おすすめ」とも。

 ラーメンフリークや飲み帰りのビジネスマンでにぎわう同店。王さんは「煮干しの風味が強いので好きか嫌いか、はっきり分かれる。魚嫌いの人には難しいかもしれないが、魚好きの人にはおすすめで、スープまで完飲する人も多い」という。「まずは、この味(煮干しラーメン)を名古屋に定着させて、ゆくゆくは多店舗展開できれば」と意欲をみせる。

 営業時間は18時~翌3時。

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