現在開催中の「あいちトリエンナーレ」の一環で9月24日・25日、名古屋城で行われる、米ニューヨークを拠点に活動する実験音楽のミュージシャン・池田亮司さんの光と音のインスタレーション「spectra [nagoya](スペクトラ ナゴヤ)」が17時30分に点灯した。
同インスタレーションは、成層圏まで到達する64 台のサーチライトによる強烈な白色光と、10 台のスピーカーから出力される音の波とを組み合わせるもの。今回上演される「spectra」シリーズは、2008 年にアムステルダムとパリで、今年6 月にスペインのバルセロナで行われたもので、日本では初公開となる。
現在の栄エリアでは、名古屋上空に広がる雲に反射したライトが名古屋テレビ塔と並び、不思議な風景を作り上げている。帰宅途中のビジネスマンたちも歩みを緩め、幻想的な光を見上げている。