現在開催されているCOP10の開催を記念したイベント「千人太鼓」が10月24日、「愛・地球博記念公園 大芝生広場」(長久手町)でステージプログラムのフィナーレとして開催される。
同企画は、豊橋出身の作曲家・シンセサイザー奏者の喜多郎さんを中心とした約1,000人が太鼓をたたくというもの。参加希望者は当日に、それぞれ太鼓を持ち寄って参加することができる。
当日は、参加者全員から見える位置に櫓(やぐら)を設置。そこに喜多郎さんが上がり、指揮を執る。イベントについて、喜多郎さんは「『千人太鼓』という名称だが、なるべく多くの方に参加してもらいたい。そして、自然環境のこと、人と人とのつながりのこと、社会のあり方などへの思いを乗せて太鼓をみんなで打つ。その一体感の中で、よりさまざまな事柄に対して意識を高めてもらえたら」と話す。
当日は、北米の先住民であるデニス・バンクスさんも参加しイベントを盛り上げる。「できれば、COP10 に来られている海外からの学者、科学者、そして多くの団体の方々にも参加していただき、『千人太鼓』を通して名古屋や地域の人達と世界の人達との交流ができれば。自分もボランティアの1人として盛り上げていきたい」と期待を込める。
現在、イベントへの参加者を募集している。詳しくはホームページで確認できる。