市民大学「大ナゴヤ大学」はアスナルホール(名古屋市中区金山1、TEL 052-321-5411)で12月12日、愛知県知事候補者を集めた企画「○(マル)長さんとカンパーイ!」(愛知県知事選挙立候補者特別授業)」を開催する。
アサヒビールとコラボレートして開催する同企画「○(マル)長さんとカンパーイ!」は、シリーズで展開しており、さまざまな「長」とビールを片手に語り合おうと企画したもの。4回目となる今回は、愛知県知事選を控えた今、「知事候補者たちの素顔に迫ろう」と「未来の知事さんとカンパーイ!」と題して企画した。
各候補者への出演依頼は、同大学学長の加藤慎康さんがツイッターを使い、元総務省課長補佐の重徳和彦さん、みんなの党県支部長の薬師寺道代さん、元総務省官房審議官の御園慎一郎さんの3人に出演を要請。続いて立候補を表明した自民党衆院議員の大村秀章さん、名古屋市在住の医師の土井敏彦さんにも相次いでツイッターで打診。全候補者が出演意向を示し、7日、全員の出演が確定した。5人が一つの場に集るのは同企画が初めて。
イベントでは、各候補者の過去などに迫る話を聞くほか、参加者も一緒に「発信したい愛知の魅力」などについて考える時間も設けるという。同企画担当者は「候補者の方には普段着で来ていただくようにお願いしている。フラットなリラックスした環境で、各候補者の魅力に触れることができれば」と意気込む。「各候補者の方にもお会いする度に感じる魅力を少しでも参加者の方々と共有することができれば」とも。
加藤さんは「参加者の方々も150人の定員に達し、今はキャンセル待ちの状態。多くの方々と未来の愛知について考えることができそうで、新しいことが始まる予感がしている。これを機に、候補者の方々も協力し合えることになればうれしい」と話す。