久屋大通公園の久屋広場で7月15日、ドイツ・ミュンヘンで行われているビールの祭典を再現した「ナゴヤ オクトーバーフェスト2011」が開幕した。
オクトーバーフェストは、1810年にミュンヘンでスタートしたビールの収穫祭。毎年、9月半ばから10月上旬にかけて16日間にわたり開催され、世界中から600万人以上が訪れる世界最大のビールイベント。日本でも、東京・日比谷公園、横浜・赤レンガ倉庫など各地で開かれている。
ドイツの雰囲気をそのまま再現した会場にはテント、長テーブルを設置し、席はテント内外合わせて約1400席を用意。装飾された販売ブースが立ち並び、本場直送のビールやワイン、ソーセージなどを販売する。
ドイツビールは13銘柄20種。ドイツ国内シェア・ナンバーワンのピルスナー「クロンバッハ・ピルス」、世界初のラガービール「シュパーテン ラガービール」、香り豊かなアロマフレーバーが特徴の「エルディンガー ヴァイス」、世界中で愛飲されるプレミアムビール「ビットブルガー」など、「普段お目にかかる機会の少ないビールがそろっている」と担当者。
フードメニューは、ドイツソーセージ&料理の盛り合わせ「ジャーマンプレート」、粗びきチューリンガーソーセージ、ジャーマンドック、プレッツェル、ザワークラフト、ドイツパンなどを提供。ステージでは、ドイツ本国より来日した楽団が会場を盛り上げる。民族衣装を身にまとい伝統的なドイツ民族音楽を演奏し、本場さながらの雰囲気を演出する。
「ドイツでは、乾杯の歌をみんな一緒に歌ってビールを飲み干すのが定番。名古屋でも緑豊かな栄のど真ん中で、飲んで食べて楽しんでもらえたら」
営業時間は15時~21時(土曜・日曜・祝日11時~、最終日は20時終了)。ビールは購入時にグラス代金を預かり、グラス返却時にその代金を返却するデポジット制を採用。デポジットは1,000円。今月24日まで。