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敬老の日に「なごやマスターズデイ」-元気なシニアで街を盛り上げ

「なごやマスターズデイ」イメージキャラクター・シロじい

「なごやマスターズデイ」イメージキャラクター・シロじい

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 敬老手帳を見せると市内の観光スポットや飲食店などでサービスを受けられるイベント「なごやマスターズデイ」が敬老の日の9月19日、栄を中心に展開される。

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 昨年から開催されている「なごやマスターズデイ」は、「高齢者によって名古屋の街を元気にしよう。もっと積極的に街に出て来てもらおう」との思いを込めて企画。シニア向けの折り込みペーパー「ROOS(ローズ)」を発行する中日メディアブレーン(名古屋市中区栄2)が運営し、名古屋市健康福祉局が協力する。

 「『敬老の日』というとちょっと渋いイメージになるが、そうではなくて、高齢者のより元気なイメージを発信しようと『なごやマスターズデイ』という名前にしている」と中日メディアブレーンの鶴 哲聡さんは話す。当日は、敬老手帳を見せると、栄の商業施設「サンシャインサカエ」(錦3)の観覧車・スカイボートの搭乗料金(500円)が無料になるほか、栄町理容室(錦3)のカット料金4,500円が1,000円に、アウトドア用品店「IBS石井スポーツ名古屋店」(錦3)での買い物が10%引きになる。17店舗が参加している。

 「今年は、愛知学院大学の学生に『どういったところのサービスが受けられたら喜んでもらえるか』といったことなどを中心に企画を練ってもらった。その結果、昨年はホテルや百貨店でのサービスが多かったのに対して、今年は飲食店が中心のラインアップになった」と鶴さんは振り返る。「昨年は、スカイボートに1~2時間の行列ができたり、同じく入場無料になったヤマザキマザック美術館に人が殺到したりしていた。回を重ねるごとにイベント自体が定着していき、名古屋の元気なシニア層のイメージを発信していきたい」(鶴さん)と期待を込める。

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