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栄で「ルパン三世展」-アニメ化40周年記念、貴重な原画公開も

会場に入るとすぐにルパン三世たちのパネルが出迎える

会場に入るとすぐにルパン三世たちのパネルが出迎える

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 松坂屋名古屋店(名古屋市中区栄3)南館7階の松坂屋美術館(TEL 052-264-3611)で現在、「アニメ化40周年 ルパン三世展」が開催されている。

会場には、ルパンの顔の変遷がわかる展示も

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 テレビシリーズ、テレビスペシャル、映画のほか、アニメの枠を超えてグッズ、ゲームなど幅広く人気を集める「ルパン三世」。1967(昭和42)年に発行された青年漫画雑誌「漫画アクション」で発表され、「最初の連載では、内容はかなり大人向け。多くの人が知っているルパンや峰不二子などのキャラクター設定とは大きく異なる部分もあるので、見ていて驚きも多いはず」と学芸員の荘加さん。

 会場には、原作者であるモンキー・パンチさんによるカラーイラストや原稿、テレビシリーズをはじめ、活躍前の宮崎駿さんら日本を代表するアニメーションスタッフが集結し作られた映画「カリオストロの城」の製作に使われた設定画、セル画、秘蔵資料など約300点を展示。

 「映画の設定画は、拳銃の重さなどまでメモされ、ルパン三世の世界観をつくるため細部までこだわっていることがうかがえる」と荘加さん。展示の最後には、モンキー・パンチさん自身がルパン、次元、五エ門、不二子、銭形警部を描いた水墨画も展示している。

 開館時間は10時~19時30分(最終日は18時閉館、入館は閉館の30分前まで)。入館料は、一般=900円、高大生=700円、中学生以下無料。5月21日まで。

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