名古屋テレビ塔（名古屋市中区錦3）の3階で9月5日、名古屋おもてなし武将隊の徳川家康と「世界の山ちゃん」を運営するエスワイフード会長の山本重雄さんによる「第五回将軍談義」が開催される。

前回の「将軍談議」の様子

　昨年9月から始まった同イベントは、「尾張名古屋の歴史と街をつくった」といわれる徳川家康が側近たちの意見をよく聞き、軍略や政策に生かしていたという話をもとに、現在の名古屋の第一線で活躍する人と対談し、名古屋の発展につなげていくことを目的としている。

　今回、家康の対談相手となる山本重雄さんは、手羽先で有名な「世界の山ちゃん」の創業者。「世界の山ちゃん」といえば、なごやめしにとって欠かせない存在で、名古屋へ観光や出張に来た他県の方が訪れることも多い。2015年7月現在、国内外73店舗を展開する同社は、昨年4月に海外第1号店となる香港に出店し、12月にはタイ本店をオープンさせた。

　そんな山本さんを迎えて行う5回目のトークテーマは、「柔軟に『真似（まね）る』のが成功のもと！～世界に羽ばたく世界の山ちゃん」。先日ミラノ万博にてなごやめしを世界にアピールしてきたばかりの徳川家康と共に、山本さんの成功秘話から今後の展開について、なごやめしが世界に通用するのか、などを語ってもらう予定だという。

　名古屋おもてなし武将隊の徳川家康は「ミラノ万博でも大反響のなごやめし。その中でも人気を博しておったのが手羽先であった。これを目の当たりにしたわしは思うた。手羽先を代表せし『世界の山ちゃん』殿。名古屋めしが名実ともに世界的な存在と相成るか否かは、山本殿にかかっていると申しても過言ではない。そんな山本殿が今後を語るは、名古屋の未来地図を垣間見ることとなろうぞ。明るき未来をのぞきたきもの、未来を明るく築きたきもの。その秘訣（ひけつ）が聞けるぞ、集え！」と呼び掛ける。

　開催時間は18時～20時。参加費は1,500円。席数は80席（要事前申し込み、締め切りは8月26日）。当日立ち見席の販売も予定する。