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栄・松坂屋名古屋店に創作手まりずし専門店 「玉寿司」が新業態

新入社員の握り手が紹介する「東京てまり鮨 こたま」の創作手まりずし

新入社員の握り手が紹介する「東京てまり鮨 こたま」の創作手まりずし

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 創作手まりずしの専門店「東京てまり鮨(ずし) こたま」が11月29日、松坂屋名古屋店(名古屋市中区3)北館1階にオープンした。同店は、すし店「築地玉寿司(ずし)」などを手がける創業100年の「玉寿司」(東京都中央区)の新業態店。

「東京てまり鮨 こたま」の創作手まりずし16貫

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 同社広報室室長の太田佳子さんは「すしは元々、屋台でさっと立ち食いして次の予定に向かう、江戸っ子の間ではやったという歴史がある。忙しく過ごす現代の女性がさっと食べられるようなスタイルや、着席して過ごすのは難しいが小腹を満たしたい、0次会利用などのニーズを想定して企画。京都発祥と言われる手まりずしを、女性に喜んでもらえるように、さらにかわいく映える見た目にした」と話す。伊勢湾、三河湾で水揚げされた魚介を使うという。

 フレンチのプロに意見をもらうなどして見た目や盛り付けのバランスにこだわるほか、チリソースなど和食の域を超えるような食材を使った創作手まりずしを開発したという。「箸も用意するが、ぜひ手でつまんで食べてほしい」と太田さん。

 手まりずしの種類は、クリームチーズと奈良漬を添えた「穴子クリームチーズ」、ワサビ風味のとびっこを添えチリソースを合わせた「炙(あぶ)りたこチリソース」、マグロ赤身にクリームチーズやアボカドなどをあえた「まぐろカルパッチョ」、タレに漬けた卵黄や錦糸卵で作る「お月見モンブラン」、シラスや生のり、大葉などを混ぜた「しらす生海苔(のり)」、甘エビにチリソースとマヨネーズを合わせた「甘エビチリマヨ」、ウニとイクラをのせたしゃりをのりの上にのせて提供する「ウニイクラ海苔のせ」などで、「てまり16貫」(4,180円、わん物付き)、「てまり12貫」(3,080円、同)を「お任せコース」で提供する。今後は単品提供も行うほか、来年からテイクアウトにも対応する予定。

 ドリンクは日本酒、ビール、ワイン、緑茶や黒ウーロン、紅茶などの「お茶ハイ」などを用意する。

 調理場を囲んだカウンターで約10人を収容できる。立ち食いスタイルだが希望者には椅子を用意する。

 営業時間は11時~22時。

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