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栄で似顔絵作家48人の作品集めた展覧会 平面の絵画や立体、ラグに表現も

展覧会「似ガオエライフ」を紹介する「ART似顔絵工房」社長で似顔絵師の山中裕貴也さん

展覧会「似ガオエライフ」を紹介する「ART似顔絵工房」社長で似顔絵師の山中裕貴也さん

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 似顔絵作家48人の作品を集めた展覧会「似ガオエライフ」が12月3日、中区役所朝日生命共同ビル内「名古屋市民ギャラリー栄」(名古屋市中区栄4)7階第3展示室で始まった。

タフティングガンで作るラグに「ザ・ドリフターズ」を表現した作品など

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 同展を主催するのは似顔絵師の山中裕貴也さんが運営する似顔絵教室「ART似顔絵工房」(守山区)。国内外から対面・オンライン教室に参加する生徒の作品を展示する。生徒はプロとして活動する人が多いという。

 同展では「ミュージシャン」をテーマにした作品に加えてフリーテーマの作品も展示。絵の具やパステル、デジタル、切り絵など、使う画材や手法もさまざまで、立体の作品もある。モチーフにする「ミュージシャン」は作家それぞれが選び、歌う姿や演奏する姿を描いているほか、設定シーンや関連する物などを描き込むなど自由に表現した作品を展示する。

 展示するのは、線の細い切り絵で「エレファントカシマシ」を表現した作品、紙粘土でマイクを持つ手や顔の凹凸を表現した「B’z」の半立体作品、「WEST.」の各メンバーをステッカー風に仕上げた作品、タフティングガンで作った「ザ・ドリフターズ」のラグ、「西遊記」の三蔵法師を演じた夏目雅子さんと孫悟空の堺正章さん、沙悟浄の岸部四郎さん、猪八戒の西田敏行さんをモチーフにしたフェルト人形など。

 「エレファントカシマシ」の作品を山中さんは「切り絵が影になって壁に映っているのが面白い」と山中さん。「いずれも絵の表現にとどまらず、立体にしたり使う材料を工夫したり、似せるということ以上に、構図や見せ方を追求しているのがよく分かる」と講評する。「同じ作家でも違うタッチの作品の出品もあり、縛られずに自由に表現している」とも。

 会場に設置したクリスマスツリーを飾る似顔絵のオーナメントを作るワークショップ(参加無料)も開催。山中さんは「絵を描くことが苦手な人はメッセージなどを書いてもらえれば」と話す。似顔絵作家に似顔絵を描いてもらえるプログラムも用意する。

 開場時間は10時~17時。入場無料。今月8日まで。

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