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松坂屋名古屋店に「ゴディパン」 あんバターや西尾抹茶使った限定商品も

「ゴディパン」のショーケースに並ぶ「カカオフルーツのクリームパン」「ショコラティエのカレーパン」など

「ゴディパン」のショーケースに並ぶ「カカオフルーツのクリームパン」「ショコラティエのカレーパン」など

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 チョコレートブランド「ゴディバ」のベーカリーショップ「GODIVA Bakery ゴディパン」が3月28日、松坂屋名古屋店(名古屋市中区栄3)本館地下2階にオープンした。

雄・雌の2種類があるしゃちほこ柄のチョコレートを飾る「GODIVA Bakery ゴディパン 松坂屋名古屋店」限定の「あんバターショコラぱん」

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 同店は「町のパン屋さん meets ゴディバ」がコンセプトのゴディバのベーカリーブランド。ゴディバ ジャパン プロジェクトリーダーの奥村和子さんによると、贈答用のイメージが強いゴディバに親しみを持って日常でも味わってもらいたいという背景があり、気軽さとチョコレートとも相性がいいと考えた「パン」の事業を立ち上げたという。

 「松坂屋名古屋店」は2023年にオープンした東京・有楽町の本店に次ぐ2号店。2号店目からは「ゴディパンが町にやってきた!」をテーマに、より日常的に親しみやすいベーカリーショップを目指す。土地の原材料やゆかりある物を融合させた商品展開もしていくという。店内にはチョコレートを使う作業のために室内が20度以下の低温のキッチンを併設する。

 約20種類のパンを販売する。一番人気というダークチョコレートのバーを忍ばせた「コロネ(ショコラ)」(464円)、カカオフルーツのジュースを練り込んだカスタードクリームの「カカオフルーツのクリームパン」(388円)、チョコレートをアクセントとして加えたカレーフィリングを入れたパンの上部にココアを使った生地を重ねた「ショコラティエのカレーパン」(464円)。「コロネやクリームパンなど見慣れた形のパンでもショコラティエとしてお客さまに発見や驚きを提供する。パンを通してチョコレートやカカオの可能性を生かす挑戦をしている」と奥村さん。生ドーナツ、タルティーヌ、ブラウニーなども展開する。

 同店限定商品は2種類。ブラウニーを入れたパンの中に西尾抹茶を使うクリームを詰め、仕上げにチョコレートと西尾抹茶のチョコレートをパンに付ける「西尾抹茶のどんぐりぱん」(475円)。見た目から「どんぐりぱん」と名付けた。「名古屋と言えば」(奥村さん)というあんバタートーストを同ブランド流にした小さい食パンのような形の「あんバターショコラぱん」(453円)は、中にチョコレートとあんを混ぜた物とホイップバターが入り、雄・雌の2種類があるしゃちほこ柄のチョコレートを飾る。

 奥村さんは「駅も近いので会社帰りなどの日常使いも多いと想定している。百貨店の中でもパン店が多い通りなので、よりチョコレート感が求められると思う。手土産需要も高いのでは」と話す。

 営業時間は10時~20時。

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