見る・遊ぶ 買う

大須で「鯱の大祭典」「大名古屋展」合同会見 グランパス選手らが練り歩き

(左から)グランパスの清水克洋社長、記念ユニホームを着用したシュミット ダニエル選手、森島司選手、ビームスクリエイティブの池内光社長

(左から)グランパスの清水克洋社長、記念ユニホームを着用したシュミット ダニエル選手、森島司選手、ビームスクリエイティブの池内光社長

  • 5

  •  

 名古屋グランパス主催の「鯱(しゃち)の大祭典」と、ビームス主催の「大名古屋展2025」の合同記者発表会が5月27日、大須演芸場(名古屋市中区大須2)で行われた。

グランパス、ドルフィンズの選手らが大須商店街ふれあい広場でイベントをPR

[広告]

 鯱の大祭典は、グランパスのホームタウンの名古屋市・豊田市・みよし市などと連携し「スタジアムで街で、クラブと地域がひとつになる」をテーマに行う企画。大名古屋展は、地元企業や団体、スポーツチームとコラボし、街を盛り上げる商品開発やイベントを通して、名古屋・愛知の魅力を発信する企画。共に2019年に初開催し、連動企画として展開している。今回で6回目の開催。

 今年の鯱の大祭典のテーマは「かぶき、おどる、赤金の祭典」。名古屋グランパスエイトの清水克洋社長は「常軌を逸した発想で並み外れた行いを表現する言葉『かぶく』をテーマに、赤と金色に染まる豊田スタジアムと街中で、グランパスファミリーの皆さまと、かぶき、踊り、楽しむ、史上最高に楽しい鯱祭を目指していく。フラッグやのぼりなどで、街を赤と金色に染めて盛り上げていく予定。今年の夏も鯱の大祭典を通じて、暑い名古屋の夏をさらに熱く盛り上げ、グランパスファミリーが一つになり、スタジアムを、この街をさらに元気にしていければ」と話す。

 期間中に開催するホームゲーム3試合(8月10日、23日、31日)では、選手がビームスジャパンがデザインした記念ユニホームを着用し、来場者全員にレプリカユニホームを進呈する。今回のユニホームは、グランパスゴールドをベースカラーに伝統的な市松模様をアレンジしたデザイン。フィールドの選手が金色、GKが赤色となっている。3試合目には、色違いの記念ユニホームを用意。スペシャルゲストとして松平健さんが来場し、「マツケンサンバII」を披露することが発表された。

 会見にはMFの森島司選手とGKのシュミット・ダニエル選手が同ユニホームを着用して登壇。互いのユニホームを見て、「金色は縁起の良い色だと思う。このユニホームを着て、絶対にチームが勝ち続けてくれると思います」(シュミット選手)、「赤色をゴールキーパーが着ているのは違和感がある。試合でバックパスとか、気をつけたい」(森島選手)と感想を述べた。

 8月の3試合に向けては「チームは今、少し苦しい順位にいるが、鯱の大祭典の試合では負けていないと聞いている。継続できるように、チーム一丸となって頑張りたい」(シュミット選手)、
 「鯱の大祭典の試合だと、勝てる雰囲気がある。いつもと違うユニホームをまとって、3連勝できるように頑張りたい」(森島司選手)と意気込みを語った。

 「大名古屋展2025」には、9つの企業・団体が参画し、ビームスと共に企画や商品開発を行った。ビームスクリエイティブ池内光社長は「2019年の初回から、延べ49の企業・団体に参画していただいた。その都度、新しいアイデアや製品が生まれ、地域活性化や企業の魅力発信につながっているなら、こんなにうれしいことはない。今年も大名古屋展に注目してほしい」と話す。

 今回から、名古屋市シティプロモーションの後援事業になったことを受け、広沢一郎名古屋市長も登壇。「多くの人や企業に、名古屋にはいい環境がある、楽しいものがある、将来性があると認識してもらい、市民の皆さんに名古屋に対して自信と誇りを持っていただきたい。名古屋市が注目される大きなきっかけとなると期待している。一緒にイベントを盛り上げていければ」と話す。

 各参画企業・団体は、今回開発した商品などを紹介。ATグループは、グランパスくんとドアラがピックアップトラックに乗り込むデザインのTシャツ、トートバックなどを制作。中日新聞社は、新聞が出来上がるまでの行程と、ニュースを生み出す現場の情熱を伝える2種類のドアラTシャツを制作した。初参画となる名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、齋藤拓実選手、今村佳太選手が登壇し、カラーウォレットとポーチのセットを紹介した。

 会見後、森島選手らは、大須商店街ふれあい広場で、集まった観衆に両イベントをPR。商店街の練り歩きを行った。

 鯱の大祭典の開催期間は8月10日~31日。大名古屋展2025は「ビームス名古屋」(8月15日~18日)やビームス公式オンラインショップなどで展開する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース