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栄で金魚泳ぐ水槽を演出「アートアクアリウム」 名古屋で7年ぶり

玉手箱モチーフの作品や金魚鉢状の大型水槽作品やあんどん型の水槽作品で構成する空間

玉手箱モチーフの作品や金魚鉢状の大型水槽作品やあんどん型の水槽作品で構成する空間

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 金魚が泳ぐ水槽を光と香りと音で演出する「アートアクアリウム展 名古屋2025」が7月18日、中日ビル(名古屋市中区栄4)6階の中日ホールで始まった。名古屋での開催は7年ぶり。

江戸切子の鉢状の水槽で金魚が泳ぐ作品「キリコリウム」

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 2007(平成19)年に期間限定イベントとして東京で始まった同展。銀座にある常設美術館で人気のある作品など19作品を展示する。使った金魚は約44種類・約2500匹。さまざまな物をモチーフにした水槽とその中で泳ぐ金魚を変化する色の照明で照らすほか、作品のモチーフに合わせて変える4つの香りを使って演出する。

 名古屋初披露の作品は、華道家・假屋崎省吾さんとのコラボレーション作品「フラワーリウム」のほか、折り紙に着想を得たという「オリガミリウム」。このほか、江戸切子を施した鉢状の水槽8個で金魚が泳ぐ作品「キリコリウム」、ハスの花をモチーフにした水槽の作品「ロータスリウム」、その周りに飾られているぼんぼりモチーフの「ボンボリウム」、筒状の水槽の「金魚の竹林」などを展示する。たくさんのちょうちんを飾った階段状の空間は、玉手箱がモチーフの作品「タマテリウム」や金魚鉢状の大型水槽作品、あんどん型の水槽の作品で構成。ガラスの水槽いっぱいに水を入れることで水面まで顔を近づける金魚の表情を上からも横からも見られる作品「金魚品評」も展示する。

 開催時間は10時~18時(入場は17時まで)。入場料は、一般=2,300円(ウェブチケットは2,100円)、中高生=1,800円。9月15日まで。

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