名古屋で行列のできるラーメン店として評判の「喜多楽(きたら)」(名古屋市中区橘1、TEL 052-332-5515)が3月6日より、期間限定メニュー「味噌らぁ麺half and half(ハーフ アンド ハーフ)」を提供している。
同店のラーメンは、魚介系スープをベースにあっさりとした口当たりが特徴。通りから開店を待ちながら店内をのぞく人も多く、幅広い利用客でにぎわう。「ラーメンを通じていろいろな食材のおいしさを知ってほしい」と、店主の林さんは期間限定メニューをしばしば登場させる。
「味噌らぁ麺ハーフ アンド ハーフ」は、名古屋の人気番組の企画「ラーメンプロジェクト」で作ったみそラーメンの裏メニューとして提供。東京・京橋にあるみそラーメンの有名店「ど・みそ」の「パンチのある」(林さん)みそだれと、吉多楽のみそだれを掛け合わせすっきりとコクのあるスープに仕上げた。
「通常、提供しているみそラーメンはさっぱりとした味わいが特徴だが、『ハーフ アンド ハーフ』は、みそ味が主体となった濃厚なみそラーメン」(同)。また、「トッピングでのせたコーンの甘みがスープに溶け込み、まろやかさを出している」とも。麺は中太のちぢれ麺を使用、トッピングはコーンのほかにチャーシュー、メンマ、モヤシ、青ネギ、ゴマがのる。料金は750円、夜のみ提供。
同メニューは、店頭のメニュー表に無く、ブログ告知のみで展開する。「ブログを見たラーメン好きの人たちから注文が入る。スープもすべて飲む方が多く、完食率も高い」と林さん。今までの限定メニューの中で評判が良かったものは、「まぜそばやどんぶりからこぼれるほど野菜が盛られた大盛りラーメン」だという。
「我流創作ラーメン」として数々の限定メニューを作ってきた林さん。次回は「名古屋ブラックという言葉をキーワードにしたラーメンを考案中」と目を輝かせる。詳細は未定。
営業時間は11時~14時、18時~22時(売り切れ次第終了)。月曜定休。「ハーフ アンド ハーフ」の提供は今月29日まで。注文の際は「味噌らぁ麺でハーフ アンド ハーフ」と伝える。