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名古屋中心部で電動三輪バイクのシェアサービス カーボンニュートラルに貢献

電動三輪バイクのシェアサービス「GOGO!シェア」イメージ

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 電動三輪バイクのシェアサービス「GOGO!シェア」の運用が11月2日、名古屋市内で始まった。

電動三輪バイクが置かれるポートの様子

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 現在は大須や上前津、池下などにポート(電動三輪バイクが置かれる場所)を10カ所設置し、100台が稼働している。今年中に市内中心部30カ所にポートをオープンさせるという。

 同サービスは7月に三重県の大型商業リゾート施設「VISON(ヴィソン)」で初めて開始。10月には春日井市でも始まった。

 同車両の開発・製造・販売を行う「Future」(東京都港区)の井原慶子社長によると「出掛けるのが楽しくなる」をコンセプトに据え、機能やデザインを開発。「車両重量が超軽量なのが特徴で、従来のガソリン車のスクーターの4~5分の1程度の20キロ強という車両重量を実現した。超軽量ということが、カーボンニュートラルに貢献し、誰でも使いやすく取り回しがしやすい」と話す。

 「アップダウンの激しい山道でもドライブできる」(井原社長)というモーターやバッテリーを搭載し、航続距離は50キロ以上(走行環境により変動する)。「意外とアップダウンがある名古屋市内でも気持ちよく走行できる」とも。

 同車両は道路交通法上の「ミニカー」と道路運送車両法上の「第一種原動機付自転車」と同じ規格で、自動車専用道路と高速自動車国道は走行できない。歩道を移動する際は手押しする。運転には普通自動車免許の携帯が必要で、ヘルメットの装着を推奨する。最高速度は時速30キロに設定(走行環境により変動する)。

 通勤通学や回遊観光、営業などビジネス、ショッピングなど利用を想定する。

 利用には同シェアサービスのアプリのダウンロードが必要(ダウンロードは無料)。利用料金は、最初の10分間=165円、以降5分間=55円、3時間プラン=1,650円、6時間プラン=2,750円、ナイトプラン(20時~翌8時)=880円。使用後はポートに返却する。

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