世界コスプレサミット実行委員は8月1日、名古屋国際ホテル(名古屋市中区錦3)とサンシャインサカエ(同)間の錦通りを封鎖し「錦通りレッドカーペット~徳川宗春道中&世界コスプレサミット・プレミアム」を開催した。
同イベントは2日に「オアシス21」(東区東桜1)で開催されたコスプレサミット日本代表選考会と世界チャンピオンシップに向けたプレイベント。当日はあいにくの雨の中多くのコスプレファンが集まりパレードのスタートを待った。
初めに登場したのは、河村たかし市長扮(ふん)する徳川宗春率いる豪華絢爛(けんらん)な「宗春道中」。「こんな格好をさせてもらえてありぎゃたゃー。面白い街名古屋にしないかん!」と名古屋弁であいさつし、SKE48のメンバーらとともに時代絵巻を再現した。
続いて14カ国から集まったコスプレーヤーらが、ファイナルファンタジーやけいおん!、エヴァンゲリオンなど自慢のコスプレを披露。河村市長はその間に機動戦士ガンダムの「アムロ」のコスプレに早変わりし再登場。会場を沸かせた。「アムロと聞いて、安室奈美恵かと思った」と市長。会場の声援に応えて手を挙げた瞬間におなかのベルトが飛ぶハプニングも。
コスプレサミットについて「どえりゃあ面白いから、もっと大規模にやってもいいのでは。海外の参加者は派手に見えるで、名古屋も派手にやらにゃいかん」とエールを送った。
今年の優勝は「戦国BASARA」のコスプレを披露した日本代表の「YuRiE」に決定した。世界コスプレチャンピオンシップでの日本代表の優勝は今回が初めて。準優勝には「マーメイドメロディ ぴちぴちピッチ」のコスプレを披露したスペイン代表チーム、ブラザー賞には「スペースチャンネル5」のコスプレを披露したアメリカ代表が輝いた。