映画「カフェ・ソウル」-名古屋出身バンド「the ARROWS」が楽曲提供

「伏見ミリオン座」でアコースティックライブを披露したthe ARROWSのみなさん

「伏見ミリオン座」でアコースティックライブを披露したthe ARROWSのみなさん

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 8月下旬に「伏見ミリオン座」(名古屋市中区栄1、TEL 052-212-2437)で公開される映画「カフェ・ソウル」の先行上映会が同館で開催され、同作品の主題歌を歌う名古屋出身バンド「the ARROWS(アロウズ)」がアコースティックライブを披露した。同イベントは現在同館で開催されている「名古屋シネマフェスティバル」の一環。

 韓国・ソウルを舞台に繰り広げられる「カフェ・ソウル」は、伝統菓子店「牡丹堂」を営む韓国人青年と、同店を取材するフード・ルポライターの日本人青年との友情と「牡丹堂」の家族のきずなを描いている。全編ソウルロケの同作。海外での撮影経験も豊富で、韓国での撮影環境も熟知している武正晴(たけ まさはる)さんが監督を務めた。

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 主題歌にはアロウズの新曲「FREE AND SHIP」を起用。90年代にイギリスで流行した音楽シーン「マンチェースタームーブメント」のテイストが好きだというギターの山内貴之さんが作曲したメロディーを、同じくマンチェースタームーブメントに興味を持っている武監督が聴き、気に入ったことから主題歌への採用が決定した。

 映画を見てから「言葉の壁を超えた『きずな』を表現しよう」と歌詞を書き始めたのは、ボーカルの坂井竜二さん。作詞作業について坂井さんは「ちょうど製作段階のころ、良くしてくれていたスタッフが辞めたりした。潤滑油的な役割をしていたスタッフが抜けたことで、メンバー間での意志の疎通がより必要になっていた時期でもあり、劇中の心理描写と自分たちの当時の様子を重ね合わせて書いた」と振り返る。さまざまな思いを織り交ぜて出来上がった楽曲はさわやかな中にも少し憂いを感じるアロウズらしい楽曲に仕上がっている。

 「映画の最後の流れる『主題歌』は、食事で言えばデザートのようなもの。印象にのこるものだからとてもうれしい」(坂井さん)とも。