5年前にオープンした無農薬野菜と総菜を販売する「ベジル」(名古屋市中区大須4、TEL 052-241-1045)が10月28日、カフェを併設してリニューアルオープンした。
店舗面積は約20坪。カフェスペースには14席を設置した。もともと大須商店街内で野菜店を営んでいた同店は、野菜の販売と同時に少し鮮度の落ちた野菜を総菜にして販売することがあった。少量の販売だった総菜の人気が高くなって来たころ、「野菜と総菜をきちんと両方販売できる店を」と現在の場所に移転した。
主な総菜は、カレー(400円)、ポテトサラダ(200円)、シューマイ(400円)、ギョーザ(200円)、おにぎり(150円)、ビーフシチュー(500円)、だし巻き卵(50円)、カボチャの煮付け(150円)など。「野菜や総菜はすべて小分けして販売しているので、お年寄りはもちろん、若い人たちにも好評」と同店の横井さん。
カフェスペースの設置を決めた経緯について、「この辺りには病院なども多いためか、もともと一人暮らしのお年寄りがよく買いに来てくれていた」とし、「そうしたお年寄りの方たちが気軽に休めるスペースを作りたいと思った」と振り返る。
現在は、店内で買い求めた総菜を各自カフェスペースで食べるという使用スタイルだが、「ゆくゆくは無農薬抹茶などのドリンク類なども提供していきたい」という。「店舗が広くなったら、若い人の入店も多くなった」とも。
営業時間は11時~20時。日曜・祝日定休。